生駒山麓の山道や里山で、チョウの仲間を撮ってきました。

 

地面に止まる クロヒカゲ。

【クロヒカゲ】タテハチョウ科。前翅長23~33㎜。年3回、5~9月に出現。後ろ翅裏側の目玉模様の内側にある線が強く “く” の字曲がる。幼虫の食草はササ類。

 

草原で出会った ジャノメチョウ。

【ジャノメチョウ】タテハチョウ科。前翅長28~42㎜。年1回、7~8月に出現。黒い蛇の目紋の真ん中はブルー。雌は大きく、翅が茶褐色で眼状紋が発達。幼虫の食草はイネ科のススキなど。

 

ハルジオンの花で吸蜜する ツマグロヒョウモンの雄。

【ツマグロヒョウモン】タテハチョウ科。前翅長27~38㎜。多化性。雌は前翅表の先が黒紫色、雄はヒョウモン柄。幼虫の食草はスミレ科各種。

 

葉に止まる モンシロチョウ。

【モンシロチョウ】シロチョウ科。前翅長20~30㎜。年6~7回、3~11月に出現。春型は小形で、黒っぽい。幼虫の食草はアブラナ科植物。

 

クローバーで吸蜜する ヤマトシジミ。

【ヤマトシジミ】シジミチョウ科。前翅長9~16㎜。年5~6回、3月下旬~11月に出現。雌の翅表は暗褐色、雄は空色。幼虫の食草はカタバミ。

 

ハルジオンの花で吸蜜する ベニシジミ。

【ベニシジミ】シジミチョウ科。前翅長13~19㎜。年数回、3月下旬~11月に出現。春型は明るい色、夏型は黒色鱗粉が発達し黒ずんだ色合い。幼虫の食草はタデ科のスイバ、ギシギシなど。