生駒山麓の山道や散歩道で、いろんなハエを撮ってきました。

 

クリの花に止まる クチナガハリバエ。

【クチナガハリバエ】ヤドリバエ科。9~12㎜。5~10月に出現。長い口吻をもったヤドリバエの仲間。脚も長い。

 

マサキの花にやって来た セマダライエバエの雌。

【セマダライエバエ(セマダラハナバエ)】イエバエ科セマダライエバエ属。8~10㎜。3~11月に出現。胸部は灰黄色で5列の黒い縦条線が入る。

 

ハルジオンの花に止まる シリブトミドリバエの雌。

【シリブトミドリバエ(ミドリバエ)】クロバエ科ツマグロキンバエ亜科。9㎜ほど。5~9月に出現。翅は一様に黒っぽく胸背は緑色をしている。雌は複眼の間が空いている。

 

葉の上をせわしなく歩き回る小さな マダラホソアシナガバエ。

【マダラホソアシナガバエ】アシナガバエ科ホソアシナガバエ亜科。5~6㎜。5~9月に出現。体が金緑色に輝く脚の長い小さなハエ。翅に黒褐色の斑紋がある。

 

葉の上にいた ヨコジマオオハリバエ。

【ヨコジマオオハリバエ】ヤドリバエ科セスジハリバエ亜科。13~19㎜。6~10月に出現。胸部は黄土色で、腹部に横縞模様があるハエ。全身に剛毛が生えている。雌は卵を腹の中で孵して幼虫を産む(卵胎生)。主に花に集まる。

 

花に止まる ツマグロキンバエの雄。

【ツマグロキンバエ】クロバエ科ツマグロキンバエ亜科。5~7㎜。6~10月に出現。翅の先端が黒くなったハエ。複眼は青緑色に輝き筋模様がある。口器は長く突き出る。草原の花によく見られる。