生駒山麓の山道で、初夏の虫たちに出会えました!
葉の上を歩く マルムネジョウカイ。
【マルムネジョウカイ】ジョウカイボン科。10~14㎜。4~7月に出現。茶褐色で前胸部に丸みがあり、中央部に黒色紋があるジョウカイボンの仲間。上翅の後半部は黒味を帯びる。
ハナバエの仲間と一緒にいた エダナナフシの幼虫。
【エダナナフシ】トビナナフシ科エダナナフシ亜科。雄75㎜、雌95㎜ほど。6~12月に出現。茶褐色~緑色と体色は様々。ナナフシに似るが本種は触角が長い。
葉に止まる ハンノキハムシ。
【ハンノキハムシ】ハムシ科ヒゲナガハムシ亜科。6~8㎜。4~8月に出現。黒色で藍色光沢があり、後半身が幅広のハムシ。
葉の上を歩く エサキモンキツノカメムシ。
【エサキモンキツノカメムシ】ツノカメムシ科。10~14㎜。5~10月に出現。体の周縁部が緑色、中央部が褐色で胸の両端が尖り、体の中央にハート型の斑紋があるカメムシ。
葉の上に止まる アサヒナカワトンボの雌。
【アサヒナカワトンボ】カワトンボ科。42~57㎜。4~8月に出現。金緑色の胴体をもったトンボ。雄には透明の翅をもつタイプと褐色の翅をもつタイプがいる。雌の翅は透明。
こちらは アサヒナカワトンボの雄。透明翅タイプ。
ハルジオンにいた モモブトカミキリモドキの雌。
【モモブトカミキリモドキ】カミキリモドキ科。5.5~8㎜。4~6月に出現。黒色で藍色の光沢があるカミキリムシに似た小さな甲虫。雄の後脚のつけ根は太くなっている。
笹の葉に止まる アカヒゲヒラタコメツキ。
【アカヒゲヒラタコメツキ】コメツキムシ科カネコメツキ亜科。13~23㎜。5~8月に出現。暗褐色で触角や脚が赤褐色のコメツクムシ。前胸部の側面後方は長く突出している。