生駒山麓の山道で、春のチョウを撮ってきました。

 

地面に止まる ツバメシジミの雌。

【ツバメシジミ】シジミチョウ科。前翅長9~19㎜。年4回、4~10月に出現。糸のような尾状突起のつけ根には橙色の斑紋がある。雄の翅表は青紫色、雌は黒褐色。春型の雌は青色鱗粉が出現。幼虫の食草はマメ科植物。

 

翅を接写で撮りました!

 

看板に止まる ルリタテハ。

【ルリタテハ】タテハチョウ科。前翅長25~44㎜。多化性。夏型は6~8月、秋型は9~11月に出現。成虫で越冬。黒地に瑠璃色の帯、前翅表面には白い帯が入る。翅の裏面は木肌模様。幼虫の食草はサルトリイバラなど。

 

地面で翅を開いて止まる ルリタテハ。

 

日向ぼっこ中の ベニシジミ。

【ベニシジミ】シジミチョウ科。前翅長13~19㎜。年数回、3月下旬~11月に出現。春型は明るい色で、夏型は黒色鱗粉が発達し黒ずんだ色合い。幼虫の食草はタデ科のスイバ、ギシギシなど。

 

笹の葉に止まる キチョウ。

【キチョウ】シロチョウ科。前翅長18~27㎜。多化性。雄でははっきりとした黄色に黒縁がある。夏型と秋型があり、斑紋が変化する。秋に出現するものは冬を越し、春に産卵する。幼虫の食草はマメ科のメドハギ、ネムノキなど。

 

スミレの近くに、ツマグロヒョウモンの幼虫がいました!

【ツマグロヒョウモン】タテハチョウ科。前翅長27~38㎜。多化性。雌の前翅表面の先が紫がかった黒色で白い帯がある。雄はヒョウモン柄。幼虫の食草はスミレ類。