馬見丘陵公園の中央エリアにも古墳がたくさんあります。
その一つ、「ナガレ山古墳」を訪れました。
整備させた墳丘は築成当時はこのような状況だったのでしょうか…
『ナガレ山古墳』:国指定史跡。5世紀前半の2段築成の前方後円墳。墳丘長105m。史跡ナガレ山古墳の整備は、破壊された部分に土を入れ、さらに遺構を保護するために墳丘全体に盛土を施しています。発掘調査で埴輪列を確認した墳丘裾と中段に埴輪列を復元し、墳頂部と西側埴輪列は植栽で埴輪列を表現しました。葺石の復元には、発掘調査で確認した種類の石を用いています。主に二上山麓の安山岩や花崗岩を使用しました。
「ナガレ山古墳」の石碑
墳丘の周りに複製された円筒埴輪が並んでいます。埴輪の築成当初の推定数は約1,800本。
南側の前方部へ上がる階段。
前方部墳丘上には、墓壙と粘土槨の位置が施されています。
前方部から後円部を眺めます。
後円部に登りました…
後円部から前方部を眺めます。
後円部から東方面を見下ろします。結びの広場と上池が見えます。
円筒埴輪の説明板と、復元された円筒埴輪。
ナガレ山古墳の説明板と、前方部墳丘。