甲虫の仲間のハムシ科、ゾウムシ科、ホタル科、カミキリムシ科、カミキリモドキ科などの虫たちを撮ってきました。

 

【ベニボタル】ベニボタル科。8~14㎜。5~7月に出現。上翅は艶のない紅色で縦筋があり、その他の部分は黒褐色の甲虫。触角は長く、やや櫛状になっている。口器は前方に突き出ている。

 

【オバホタル】ホタル科。7~12㎜。6~8月に出現。黒色で胸部に1対の赤い紋があり、長く扁平な触角をもったホタル。体は平べったい。昼行性。羽化直後は発光するが、その後はほとんど光ることはない。

 

【シロコブゾウムシ】ゾウムシ科。13~17㎜。4~8月に出現。上翅にコブ状の隆起をもつ灰褐色のゾウムシ。体は黒色だが灰色や灰白色の鱗片で全身が覆われている。

 

【ヨツボシハムシ】ハムシ科。5~6㎜。5~8月に出現。淡黄色で上翅の4つの黒紋が目立つハムシ。成虫で越冬。

 

【ウリハムシ】ハムシ科。6~8㎜。4~8月に出現。橙黄色で腹部と中脚、後脚が黒いハムシ。カボチャなどウリ科植物に付き、盛んに飛び回る。

 

【ユリクビナガハムシ】ハムシ科。7~10㎜。4~8月に出現。全体に赤褐色で前翅には点刻が目立つ。腿節と脛節の接続部が黒い。幼虫の食草はユリ科植物。

 

【キベリクビボソハムシ】ハムシ科。5~6㎜。5~8月に出現。上翅が黒色で周縁部が橙黄色のハムシ。頭部、前胸部、脚は橙黄色で前胸部に黒紋がある。

 

【ノコギリカミキリ】カミキリムシ科。23~48㎜。5~9月に出現。黒褐色の大きなカミキリムシ。触角はギザギザになっている。

 

【キイロカミキリモドキ】カミキリモドキ科。12~16㎜。5~8月に出現。全体が黄色味がかったオレンジ色で複眼の黒さが目立つカミキリムシに似た甲虫。体液は有毒物質が含まれ、皮膚につくと炎症を起こす。

ナツフジの花に潜む小さな メンガタカスミカメ

【メンガタカスミカメ】カスミカメムシ科。7~8㎜。5~10月に出現。黒っぽくて黄褐色の微毛が斑状に生えている。裏面は明るい黄緑色。前胸背後方に1対の黒紋がある。樹木の花に集まる。