生駒山麓の山道で、ゾウムシとオトシブミの仲間を撮ってきました。
葉の上を歩く シロコブゾウムシ
【シロコブゾウムシ】ゾウムシ科。13~17㎜。4~8月に出現。上翅にコブ状の隆起をもつ灰褐色のゾウムシ。クズ、ハギ、ニセアカシアなどマメ科植物の葉を食べる。動作は鈍く、危険を察すると死んだふりをする習性がある。
シロコブゾウムシの正面顔。怪獣みたい!
木を上を歩く マダラアシゾウムシ
【マダラアシゾウムシ】ゾウムシ科。15㎜ほど。5~8月に出現。穴だらけの体にコブ状の突起があり、脚には輪状の斑紋があるゾウムシ。クヌギ、コナラなどの新芽を食べる。樹液にもやってくる。
葉の上にいた ハイイロチョッキリ
【ハイイロチョッキリ】オトシブミ科。7~9㎜。6~9月に出現。銅色に淡黄色の微毛が生えている。雄では胸部前方左右に棘状の突起がある。幼虫はドングリに寄生。
葉の上にいた小さな カシルリオトシブミ
【カシルリオトシブミ】オトシブミ科。3.5㎜ほど。4~8月に出現。金属光沢が美しい小型オトシブミ。頭部・胸部は黄色~赤色で、上翅は青色をしている。幼虫はカシ、コナラなどの葉を巻いた揺籃で育つ。