小さな川と林縁との間の草原で、トンボを撮ってきました。
あまり飛ばず 人の肩にしばらく止まっている ムカシヤンマ
【ムカシヤンマ】ムカシヤンマ科。63~72㎜。4~8月に出現。日本固有種。腹部各節にある黄色い筋の上部に小さな黄点がある。黒褐色の複眼は左右接合せず離れている。幼虫期間が3~4年と長い
人懐っこい ムカシヤンマ
草の茎に止まる シオカラトンボの未熟な雄
【シオカラトンボ】トンボ科。49~60㎜。4~11月に出現。成熟前の雄は 雌と同じように茶色い。成熟すると全身青白い粉で覆われる。雌はムギワラトンボと呼ばれる
枯れ枝に止まる ヨツボシトンボの雌
【ヨツボシトンボ】トンボ科。39~52㎜。4~7月に出現。黄褐色でがっしりした感じのトンボ。翅の前縁部に黒褐色の斑紋がある。後翅の基部に三角形状の黒褐色斑がある。北海道、本州東北部で多く、西日本では稀となる
ヨツボシトンボの明るい黄褐色の顔面
葉に止まる アサヒナカワトンボの雄
【アサヒナカワトンボ】カワトンボ科。42~57㎜。4~8月に出現。金緑色の胴体をもつトンボ。雄は透明翅タイプと褐色翅タイプがいる。雌の翅は透明
こちらは アサヒナカワトンボの雌
葉に止まる ヤマサナエの雄
【ヤマサナエ】サナエトンボ科。63~69㎜。4~8月に出現。日本特産種。胸部側面に黒条を2本もつ細身で大きなサナエトンボ