生駒山麓の山道で、どんな虫たちに出会えるか…

いつも胸躍らせて探しています。

 

シダの葉に止まる オバボタル

【オバボタル】ホタル科。体長7~12㎜。6~7月に出現。黒色で胸部に一対の赤い紋がある。長く扁平な触角をもつ

 

小さな キバラルリクビボソハムシ

【キバラルリクビボソハムシ】ハムシ科。体長5~6㎜。5~9月に出現。体は黒色で腹部末端3節は黄褐色。成虫、幼虫とも食草はツユクサ

 

雄のエダナナフシを見つけました(写真は赤ラインの入った緑色タイプ)

【エダナナフシ】ナナフシ科。雄は65~82㎜、雌は82~112㎜。6~12月に出現。ほかのナナフシより触角が長く、足も長い。前足を伸ばしていると枝そのもののように見える。茶色型もある。サクラ、ノイバラ、カシ、コナラなどの葉を食べる

 

枝にしか見えない エダナナフシ

 

サクラの樹幹にいた キマダラカメムシ

【キマダラカメムシ】カメムシ科。体長20~23㎜。4~11月に出現。黒褐色で黄色の小斑紋が散らばる。頭部から小楯板にかけて黄色の縦条がある。台湾~東南アジア原産の帰化種

 

こちらは キマダラカメムシの幼虫(中齢)

 

笹の葉に止まる オオカマキリの幼虫

【オオカマキリ】カマキリ科。成虫は70~95㎜、8~11月に出現。緑色または茶色の大きなカマキリ

 

小さな ササキリの幼虫

【ササキリ】キリギリス科ササキリ亜科。成虫は12~17㎜(翅端までは雄21~24㎜、雌20~28㎜)。8~10月に出現。きれいな緑色で翅と体の側面が黒褐色の小さなキリギリス。幼虫の体は朱色と黒色