梅雨の時期、生駒山麓の山道で出会った虫たちを撮ってきました。
アリと ホソヘリカメムシ
【ホソヘリカメムシ】ホソヘリカメムシ科。体長14~17㎜。4~10月に出現。茶色で後脚が長いスマートなカメムシ。マメ科植物を食害する
小さなササキリの若齢幼虫
【ササキリ】キリギリス科ササキリ亜科。体長12~17㎜。8~10月に出現。緑色で翅と体の側面が黒褐色の小さなキリギリス。幼虫は黒色で頭部は朱色
葉に止まる オバボタル
【オバボタル】ホタル科。体長7~12㎜。6~7月に出現。黒色で胸部に一対の赤い紋があり、長く扁平な触角をもつ。体は平べったい
葉の上を歩く マミジロハエトリの雄
【マミジロハエトリ】ハエトリグモ科。雌7~8㎜、雄6~7㎜。5~8月に出現。雌の頭胸部は黒色で後縁や側縁が灰白色。腹部は灰褐色で不明瞭な条紋がある。雄は頭胸部が光沢のある黒色で前面によく目立つ白色の横帯がある。腹部は茶褐色
コバネヒョウタンナガカメムシが2匹います
【コバネヒョウタンナガカメムシ】ヒョウタンナガカメムシ科。体長7㎜ほど。4~11月に出現。ヒョウタンを思わせる丸みをおびた胸部をもつ。黒い体色で翅は淡褐色で短い。前肢腿節が太い
八重のクチナシに止まる ホソヒラタアブの雄
【ホソヒラタアブ】ハナアブ科。8~11㎜。3~11月に出現。左右の複眼がくっついているのが雄
建物の中にいた コヨツメアオシャク
【コヨツメアオシャク】シャクガ科アオシャク亜科。開張15~22㎜。5~11月に出現。薄い緑色で4枚の翅に赤い紋がひとつずつある。幼虫の食草はヒサカキなど
サクラの幹にいた キマダラカメムシ
【キマダラカメムシ】カメムシ科。体長20~23㎜。4~11月に出現。黒褐色で黄色の小斑紋が散らばる。頭から小楯板にかけて黄色の縦条がある。台湾~東南アジア原産の帰化種
孵化したばかりのキマダラカメムシの若齢幼虫
葉に止まる ヨコジマオオハリバエ
【ヨコジマオオハリバエ】ヤドリバエ科。体長13~19㎜。6~10月に出現。胸部は黄土色で 腹部に横縞模様がある。全身に毛が生えている