脱毛症と育毛と発毛
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人工毛と抜け毛

この抜けにくくなった人工毛を、それでも何とかこれを排除しようとする皮膚細胞は、自らの細胞を巨大に成長させ、これをテコに人工毛を押し出そうと試みる。このとき巨大化した細胞を巨細胞と呼ぶ。この巨細胞が、そこら中にできて、頭皮は激しく凸凹を作り、人工毛 を植え付けられた頭は、異様な様相を呈するようになる。
しかも、異変は、これだけでは収まらない。人工毛と頭皮 の間に雑菌が繁殖し、化膿する。あるいは、突き刺され傷ついた部位が完治せず、ジクジクと出血し、稀には炎症する。

脂漏性脱毛


このように皮脂はそれなりに役割を担っているものであるが、過剰に分泌すると、毛孔を逆流して毛根周辺 を油漬けの状態にしてしまう

。毛孔の一番下に位置する毛乳頭も油漬けになってしまうと、この毛乳頭から栄養補給を受ける毛母細胞は大きなダメージをうけるので

ある。
同時に皮脂は毛根鞘内にも充満し、毛根とこれを支える内毛根鞘の摩擦抵抗を下げてしまい、髪の本来持つ固着力を低下させることにな

り髪が抜け易くなるのである。
さらに、毛孔が皮脂によってふさがれてしまうと、毛母細胞 への酸素供給は不足する。頻繁に細胞分裂を繰り返す毛母細胞は、血液から

運ばれてくる酸素だけでは間に合わないため、皮膚呼吸によっても酸素を補っているのである。
また、毛母細胞が毛髪になるためには角化という作用が必要であるが、これにも酸素を必要としている。それを皮脂によって毛孔をふさ

がれてしまえば、酸素の絶対必要量に対して供給不足となる。
このようにいかに重要な役割を持つ皮脂とはいえ、過剰分泌は脱毛症 の原因となるのである。
育毛剤の評価