聖書箇所(士師記 19:16-30)の要約
１人の老人がレビ人一行を自分の家に連れて行くと、よこしまな者たちがレビ人を引き出すよう要求します。
レビ人が自分の側女を彼らに出すと、夜通し彼女を犯します。
翌日、倒れて死んでいた側女をろばに乗せて自分の家に帰ったレビ人は、その肢体を12の部分に切り分け、イスラエルの全土に送ります。

【示された聖書箇所】
24 ここに処女の私の娘と、あの人の側女がいる。今、二人を連れ出すから、彼らを辱めて、あなたがたの好きなようにしなさい。しかしあの人には、そのような恥ずべきことをしないでくれ。」
25 しかし、男たちは彼に聞こうとしなかった。そこで、その旅人は自分の側女をつかんで、外にいる彼らのところへ出した。彼らは彼女を犯して、夜通し朝まで暴行を加え、夜が明けるころに彼女を放した。

【思い巡らし＆気付き】
このような酷い話が聖書に書かれているとは、、、、と思わされます。
恐れをなしたレビ人は、結局、自分の側女を彼らに引き渡し、自分の命のために側女を犠牲にしたのです。
イスラエルの約束の地は、弱肉強食の巣窟と化してしまっていました。
神様のおられない所には、淫乱と暴力が満ちるのだということを覚えます。
ギブアのよこしまな者たちだけでなく、自分の側女に対するレビ人の態度も衝撃的です。
自分の側女がよこしまな者たちから夜通し暴行を受けている間、レビ人は安らかに眠っていました。
夜が明けると、レビ人は急いで側女をろばに乗せて自分の家に帰り、側女の肢体を十二の部分に切り分け、イスラエルの全部族に送るという、恐ろしくも恥知らずの極みの行動をします。
イスラエルがこのように酷い社会になったのは、神様を離れた結果であることを覚えます。

【祈り】
無情で残酷なこの世が、罪人のために命を差し出してくださった主イエス様の十字架の愛によって変えられますように。
淫乱な罪によって崩壊した家庭と共同体、キリスト教会が、御言葉によって再び建て上げられますように。
内在される主の御霊様に、人生の主導権を明け渡すことができますように。
反キリストのサタニストどもの悪巧みが主イエス様の時に（一日も早く）暴かれ、阻止され、裁かれ、罰せられますように。
一人でも多くの方がこの「憩いの水のほとり」に訪れ、主イエス様と出会い、罪の悔い改めに導かれてイエス様を信じ罪赦され、救われますように。
主の御心がなりますように。　ナザレ主イエス・キリスト様の御名で祈ります。アーメン！

【おまけ】

目に見えるものだけに価値を置く生き方は、いずれ目に見えるものに裏切られます。

あなたは、イエス様と隣人を愛するため生まれたのです。

真の神様が、あなたを愛するため生んでくださいました。

あなたは、創造主なる神様の愛の結晶なのです。

■神様がおられないと悪が満ちることを心に留めよう！