1月28日は、フランスの作家、コレットことシドニー=ガブリエル・コレットが生まれた日。代表作は『ジジ』 、『青い麦』。

「性の解放」を叫び、同性も対象とした華麗な恋愛遍歴で有名。 (1873年1月28日 - 1954年8月3日) 享年81歳。

 

 

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ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。
聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。

先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。

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【搾取された結婚生活】 

ブルゴーニュ地方で生まれ育ったコレットは、十四歳年上の人気作家ウィリーことアンリ・ゴーティエ=ヴィラールと結婚し、パリに移り住む。ウィリーは他の作家たちをゴーストライターとして使っていたが、やがて妻コレットにも文才があることに気づき、彼女に小説を執筆させる。

その作品が『クロディーヌ』シリーズで、ウィリーの名義で出版されて社会現象を巻き起こし、大成功するが、自分が創った作品であっても、自分でコントロールできない状況に置かれる。

 

【夫の搾取からの解放】 

離婚によって夫のゴーストライターとして搾取される人生からやっと抜け出し、「有名出版社御曹司の若く美しい妻」から「国民的大作家」に変貌を遂げた。

男性優位の時代に、常識や慣習にとらわれずあらゆる分野で道を切り開いていった。ノーベル文学賞候補にもなり、文学界だけでなく演劇界やファッション界で今なお語り継がれるフランスの文学界で最も高名な女性作家の一人となった。

 

1954年8月3日にパリで他界。生前、自らの奔放な生活様式を理由に、ローマ・カトリックによる葬儀を拒否したにもかかわらず、8月8日に国葬が営まれ、亡骸はペール・ラシェーズ墓地に葬られた。

 

【オードリー・ヘップバーンを抜擢】

 自著『ジジ』は後にブロードウェイで舞台化され、さらに1958年にコレットはモーリス・シュヴァリエ主演により映画化もされた。

ブロードウェイ版『ジジ』のオーディションに自ら立会い、主演に当時無名だったオードリー・ヘプバーンを抜擢し、スターにした立役者としても知られている。

 

 

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