1月27日は、イギリスの作家、詩人、ルイス・キャロルことチャールズ・ラトウィッジ・ドジソン が生まれた日。作家として活動する時にルイス・キャロルのペンネームを用いた。数学者、論理学者、写真家でもあった。生涯、独身だった。

(1832年1月27日 - 1898年1月14日)

 

 

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キャロルの作品は出版以来人気を博し続けており、その影響は児童文学の域に止まらず、ジェイムズ・ジョイスやホルヘ・ルイス・ボルヘスのような20世紀の作家らにも及んでいる。

 

【生い立ち】

イギリス・チェシャー州のダーズベリという田舎町で、英国国教会の牧師をしていた父と母のもとに生まれました。キャロルは11人きょうだいの長男で、大勢いた弟や妹たちを喜ばせるために、小さい頃からパロディを中心とした文章をよく書いていた。

 

【オックスフォード大学の特別研究生】

キャロルはオックスフォード大学のクライスト・チャーチを首席という成績でおさめた事で得た特別研究生という地位により、生涯をクライスト・チャーチで過ごした。特別研究生の地位の保持には二つの条件があったようで、それは生涯の独身と聖職者になることだった。キャロルは牧師だったと説明されることが多いが、正確には牧師ではなく執事役という立場だったらしい。

1855年には数学講師の職を得て、1881年末に退職するまで、30年近くオックスフォードでの仕事を続けた。

 

【アマチュアの巨匠】

その一方、写真技術に関心を持ち、アマチュアの巨匠と呼ばれ、宮廷写真家としても人気があったそう。キャロルは少女を撮るのが好きだったようで、モデルとして特に気に入っていたのが、クライスト・チャーチの学寮長・ヘンリーの娘であったアリス・リデルだった。

 

【不思議の国アリス誕生】

ある日、姉妹たちとともにピクニックに行く途中、アリスたちに語って聞かせたオリジナルのストーリーこそが、『アリス』の物語の原型となった。そのユニークなストーリーを気に入ったアリスに「文字に起こしてほしい」とせがまれたのがきっかけで、キャロルは挿絵つきの手書きの小説をアリスにプレゼントし、のちにその物語を出版社に持ち込んだところ高評価を受け、1865年にはこの作品が『不思議の国のアリス』として出版された。

 

この本は、新しい児童文学の在り方を示した作品として評価されている。清教徒の影響もあり、当時のイギリスでは、児童文学には、子供に信仰心や道徳心を育むべく「教訓」が含まれていた。が、「教訓」を含まず、純粋に子供を楽しませるために書かれた作品の中にたびたび登場する言葉遊びやパロディは、読者である子供たちを楽しませるととも、教訓主義に対する痛烈な批判が込められていた。

 

幼い少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、さまざまな冒険をする『不思議の国のアリス』は、150年経った今も色あせることなく、文学の領域を超えてマンガや音楽、コンピューターゲーム……のモチーフとして生き続けています。

 

ちなみに、キャロルは茶色の巻き毛に青い目、180センチの高身長でスラリとしたハンサムだったとか。

 

1898年に肺炎で亡くなっています。享年65歳。

 

 

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