1月25日は、20世紀英国モダニズム文学を代表する作家、ヴァージニア・ウルフ(1882年1月25日 - 1941年3月28日)が生まれた日。

 

 

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先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。

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代表作に『ダロウェイ夫人』 Mrs Dalloway (1925年)、『灯台へ』To the Lighthouse (1927年) 、『オーランドー』 Orlando (1928年)、『波』The Waves(1931年)がある。

 

【生涯】

戦争、フェミニズム運動など変革の風が吹き荒れた20世紀初頭を生き、作家として評価を得た。

が、生涯、幼少の頃のストレスが原因で、うつに悩まされる。

30歳で、レナード・ウルフと結婚する。ヴァージニアの才能に惚れ込んだレナードは、職を辞し、ロンドンで執筆などの仕事を始めた。

 

その後、2人は、小さな印刷機を購入、独学で印刷技術を学んだ。すっかり印刷にのめり込み、出版社「ホガース・プレス」を設立する。

 

この時期、代表作となる「ダロウェイ夫人」「灯台へ」を出版。ヴァージニアは非凡な才能を発揮し、人間の複雑な意識の流れに忠実な新時代の作品に挑んでいった。

 

が、1939年、第二次世界大戦が勃発すると、戦争に反対していたヴァージニアの心は激しく動揺。新作「幕間」の仕上がりにも自信が持てず、画家で友人のロジャー・フライの伝記が不評だったことも重なり、過剰なストレスから幻聴が聞こえるようになる。

 

耐えられなくなったヴァージニアは、わずかに残る「自分」に意識を集中させて遺書をしたためると、姿を消した。享年59歳。

 

【世界一美しい遺書】

下記が、世界でもっとも美しいとされるヴァージニアが遺した遺書の一部です。

 

"最愛のあなた

言っておきたいことは、あなたのおかげで私の人生は幸せだったということ。
あなたは私に対してとても忍耐強く、信じられないほどよくしてくれた。
誰もがわかっていることです。
もし誰かが私を救ってくれたのだとしたら、それは紛れもなくあなたでした。
あなたの優しさを確信する以外、もう私には何も残っていません。
これ以上あなたに甘えるわけにはいかない。
私たち以上に幸せになれるふたりはきっと他にはいないでしょう。"

 

 

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