人の皮膚や粘膜には、白癬菌の他にもカンジダ菌や癜風菌など、様々な種類のカビ(真菌)の仲間が存在しており、通常であればそれらの常在菌が過剰に繁殖する事はありません。

しかし、皮膚が汗で湿った状態のままであったり、皮脂や垢などの汚れが溜まっている場合には、皮膚に存在している常在菌が活発に繁殖しやすくなります。

それでも、人の皮膚にはランゲルハンス細胞と呼ばれる皮膚の免疫細胞が存在しており、外部から侵入してくる細菌、カビ、ウイルスなどの異物を認識して、他の免疫細胞を活性化させる働きがあるため、皮膚は常に外部の刺激から保護されています。

そのため、体が健康な状態であれば、その免疫細胞の働きによって常在菌の過剰繁殖が起こりにくくなっていますが、風邪や寝不足などの肉体疲労や、ストレスや抑うつなどの精神疲労によって免疫力が低下すると、常在菌への抵抗力が低下するため、皮膚に異常が生じやすくなります。

そして、皮膚の痒み、かぶれ、炎症などの原因になる事があります。