「1と9の謎?」第16話
(9条発想者根拠とは?その①)
「9条を天皇が発想した4つの根拠とは?」
根拠① クルックホーン会見 S20.9.20
けんたろう】 「その証拠はあるの?」
館 長】 「ある!昭和天皇は終戦から1ヶ月あまりの
昭和20年9月25日ニューヨークタイムス東京特派員
フランク・ルイス・クルックホーン氏と会見されたんじゃ。
その会見の最後にこういったんじゃ」
【クルックホーン】 「陛下は最新武器の出現が
将来戦争をなくするとお考えにはなりませんか?」
【昭和天皇】
「銃剣によって、または他の武器の使用によっては
永遠の平和は確立されるとは考えられぬ、
勝利者も敗北者も武器を手にしては
平和問題は解決し得ない、
真の平和は自由なる臣民の
協力一致によってのみ達成される」
「あの有名なマッカーサー会見が9月27日だから
その2日前じゃ。マッカーサーに影響されたものでもない
のは確かじゃよ。
『武器を手にしては平和問題は解決しない!』
とはっきり言いきっておる。
またこの内容は朝日新聞が調べ、
報道ステーションでも詳しく紹介された。
2006年7月27日報道ステーションで紹介
【朝日新聞の結論】
「日本国憲法の骨格をなす平和主義の思想が、
この天皇陛下の記者会見の時に初めて
国家意志として表明された」
【古館(ふるたち)キャスターのコメント】
「米国に押しつけられた憲法だと言われてきたが、
この事実は平和憲法の意味を考える上で重要ですね」
【中国新聞 昭和20年10月1日(月) 1面記事参照】
「1と9の謎?」第17話
(9条発想者根拠とは?その②)