R2年、ヤリス MXPH15 走行4015Km
PCS（プリクラッシュセーフティーシステム）警告灯、時々点灯で入庫。
保証期間ではあるが、お客様がＤＲに問い合わせると・・・、
「予約しますので日程が決まったら連絡します」 と言いながら、なしのつぶてらしい。
リース車で弊社管理車両なので点検した結果、確実な不具合ならDRに投げることとし、
問診から始める。
いつも同じ場所、駐車場に入る直前でPCS警告灯とブザーが鳴るらしい。
IG/ON,OFFで復帰するが、そのうちコネクテッドから、オネ～ちゃんの声で
「DRで点検を行って下さい♪」と悲鳴が上がるらしい（笑）
この悲鳴を聞きたいが為に、駐車場付近に行って走行テストをすると、
駐車場の曲がる直前に白いビルがあり、夕方には西日が当たる。
現場を見た瞬間カメラの白内障かと思った（笑）
factoryに帰って、診断開始
複数のスキャンツールを使用してみるが新しすぎるのか？通信エラー、
唯一表示はB製、B1487/B1447 不明の故障、ほんとに不明なコードだった（笑）
大国製も3年間のバージョンUPしてないせいか？アウト。
最後は信頼のGTS、さすが純正クオリティ！
故障コード
C1A9447 前方認識カメラ内画像処理マイコン監視異常
C1A9487 前方認識カメラ内画像処理メインマイコン通信途絶
確定であり、仮故障ではないようだ。
FFDも残っているがさっぱり解らない？、雰囲気的に問題なさそうだが・・・、
しかし整備書どおりだとフロントカメラの交換が必要らしい。
念のため、フロントカメラのエーミングをして様子をみてもらうことにした。
エーミングは夜がいい、一発できまる！
エーミング後、前方認識カメラ軸ずれ量はこちら↓
一か月経過してもPCS警告灯もブザーも鳴らないらしい。
DTC拾うECU検知記録も確定とともに各トリップ数があるのかもしれないが
解らないことだらけである。
今回は結果オーライだが、
お客様にDR以外でも点検できると思われただけでもよし！
あとは異常が出なけりゃ点検費用はリース会社にしっかり請求するだけ。(^^)/