袖丈が長着と、合ってない場合の、襦袢の袖丈直しの急な対処法です
急でない場合は、揚げの方が良いと思います
揚げは、どれくらいの寸法揚げるかでも、変わります…方法が数種あります
そして、余談ですが
特に振袖の袖丈が合わない場合も揚げの方法は数種ございます
好みや、状況は、ほんとに人それぞれでしょうが、…袖底は、扱わない方が良い場合があります(合った方法を選択する)
そう、昔ながらの、簡単な方法もありますので、また…
↓急な時の襦袢の揚げの方法の一つです
この方法は一箇所だけ留めるだけなので早い
横に、仮止めに、針を渡してますが、
揚げ寸法により、縫い代部分に、縦に留めても良いです
見えるのは、振りの部分だけなので、とりあえず見た目は決まる
糸で袖山から調整寸法を(袖側)で裏表を摘む
万が一を思うと、目だつ糸で、(透けない場合)強すぎない糸の方が良い
特に他装の場合は、ご自身で脱がれる時に、ご注意されて下さい
そして、振袖は、身頃側に、糸を渡さない方が良い
振袖は、特に、帯位置が高いので、(肩幅、袖幅の寸法配分で違いは、ありますが)腕が動かしにくくなります
↓こちらは、袖底で上げてます
見えやすい様に外側に折ってますが、
内側に、折り上げます
↑角を、三角に折ると、上げが見えません
↑上げが全くわからない
基本、長襦袢の袖丈は、長着の袖丈よりも(２分、0.75ｃｍ程度から1センチ)控えて仕立てます
ただ、逆に、長めに仕立てる事で
飛び出しにくくなったりもします
振袖用の長襦袢のように袂(たもと)の長いものは、反対に、長着より2ｃｍ以上長く仕立てる場合もあります
そうすると、袂中で落ちつき、振りが揃います
長着の袖丈より3分(1.2ｃｍ程度)以上短くなると襦袢が振りから出やすくなる様です
