たたき染め地に辻が花文様の訪問着の
数か所、黄変除去のご依頼です



辻が花、辻ケ花とは
室町時代から桃山時代にかけて流行し
幻の染めと言われてます


因みに、男性の辻が花染めも残ってます

これが、なかなかです…



本日のビフォーアフター



↓ビフォー

上段の中央の花の下あたりに黄変があります



↓アフター



↓八掛けの色合いで雰囲気は全く違いますが
色だけでなく、何ミリ出しているか?
袖口、裾の袘(ふき)は1ミリ違うだけで印象が変わります…


こんな微差が、集まり大差になり
着心地、着姿が変化します



アイロン仕上げは布目も整います
着付けもしやすく着姿が整いやすくなります





こちらは、辻が花の銀通しです
金通しより落ち着いた光沢感があります





↓こちらが、辻が花の金通しです










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