家づくりで注意すること

契約や欠陥の実例からの話

(ここでは 実際の家づくりの現場から耳にしたことを少しずつお話します)

 

 

1時限:致命的な欠陥   

2時限:欠陥住宅をつかむ人

3時限:要注意業者    

4時限:家相       

 

 

 

要注意業者

欠陥住宅を造りやすい危ない業者もいます

注意してみると分かるのではないかと思います

 

経営状態が悪い請負者(住宅会社)
 現金を早く欲しいので相場より安い見積りを出したり

工事代金の支払いをせかしたりするようなところは

資金繰りに困っているからです

 

 入金を急ぐあまりに

施工を急ぐので丁寧な仕事ができません

現場で作業している職人達も

施工代金がもらえるのかどうか不安で

仕事に身が入らないでしょう


 最近は会社の規模が大きいからといって安心もできませんし

危うい会社の監督さんも現場管理が行き届かないし

覇気がないことが多いです

中には会社の不満を口にするような社員もいます

 

 

契約を急かす営業マン
  一部住宅会社やリフォーム会社などでは

契約の数や金額で営業社員の給料の大半を決めているところもあります

 

お客のことより自分のノルマのことしか考えていない営業マンは

なるべく効率よく件数をこなして

見積りもそこそこに、値引きを餌にして契約を迫ってきます

 

 甘い言葉や調子のいいことは契約をかわすまでで

その後は現場担当者にまかせっきりにしたり

下請けに丸投げのままなんてのも聞きます

 


 まともなところでは

説明や検討する時間も惜しまずに計画を進めて

予算や希望に合わせて 工事内容と見積りの調整を重ねていきます

 

 

 建築主の納得を得ないままに契約を交すと

お互い「こんなはずじゃなかった」となってしまい

もめてしまうのが分かっているからです

 

 

素人を小馬鹿にする技術者や職人(大工など)
 打合せは自分達のペースで進めていき

聞きたいことも聞き辛いし

質問すると「あ~これだからな~素人はっ」

嫌そうな顔をしたり態度をする

 

現場を見に行くと「煩わしい~、よけいなことは言わんといて~」

案内や説明もしてくれない

素人をごまかそうとでもしているのでしょうか


 家は人が住むところ

住人の気持ちを分かろうとしない人には

良い仕事ができるわけがありません


逆も又

家は人が建てるのですから

建築主と設計監理者と施工者が

信頼関係を築き上げられるようでなければ

良い家はできあがりません


 欠陥住宅は

建主のことを疎かにする設計監理者や施工者と

それを見る目のない建主との組み合わせで生まれてきくるのです

 

身の回りのものに光り物や目立つ高級品が多い
 計画や施工の打合せなのに

派手な装飾品をまとい高級車などで乗り付けるのも要注意です

 

御客様のライフスタイル等を考慮しながら

その場に適した身なりで仕事をするのがプロです

 

 高いものを身につけているのとよい仕事をするのは別ですから

ちゃらちゃらした身なりも仕事に対する姿勢を表しています

 

 

 

***最近の建築業界の事情***

 

職人不足

新型コロナ禍の後 職人さんが不足してきています

大工さんを始め左官さん、内装工他多くの方が

高齢化や仕事の現象で離職されました

職人さんに十分な報酬を払えない会社は

工期が遅れたり雑な仕事になりやすい

 

実は設計監理を行う建築士も減っています

 

 

材料の値上げ

この頃の急激な物価上昇 皆さんも感じていらっしゃることでしょう

建材の原材料、その製造コストや運搬費

 

人件費

設計技師、監督さん、職人さん、運転手さん他

全てが上がり始めました

 

実質収入も上がるといいのですが、、、

 

 

 

一般社団法人 日本住宅再生支援機構

リフォームも用心してね ここにも注意事項 買いてあります