おまけ
住宅建築に関する話を集めました
それ以前に、家づくりで知っておいたほうがよい
簡単な用語の説明と解説をここでお噺します
1時限:あ〜か行
2時限:さ〜た行
3時限:な〜わ行
4時限:故事名言
(ダジャレ、比喩、ジョーク、チクッ)入り
起きて半畳寝て一畳
家の中でおきているとき必要なのは
半畳、寝てもわずか一畳だけである
人独りが暮すには、この広さで十分だということ
総じて、足るを知って分に案じるということ
片手で錐(きり)は揉めぬ
左右の手の力が平均して加えられないと
穴が曲がったり、錐が途中で折れてしまう
何ごとも心をひとつにしなければ成功しないと言ってるわけです
考えは雪隠
雪隠とは便所のこと
「あいつはせっちん大工だよ」といえば
便所ぐらいしか造れない腕の悪い大工のことをいう
かなり相手を馬鹿にした言い方だが
腕がものいう職人の世界ではしばしばつかわれる
さてそのトイレだが
日常生活でここほど気の休まるところはない
ただ独り、完全に孤独の時間がすごせる?
ウン、ウン うなりながら瞑想にふければ
良い知恵も浮かんでこようというものだ
人と契らばよく見て語れ
簡単に他人に心を許すな
まず相手をよく観察し次に十分に語り合って人柄を見極めよ
設計者選びも同様
***文字の話***
家
ウ冠(交差して覆う屋根の象り)にブタ
豚を生贄にし家の中に祀ったこと
人の場合「住む」を用い、動物などの場合「棲む・栖む」を用いる
ある等一定の場所において寝起きする
混ざりものなどの濁りがなくなり、透明になる
建
その場所にしっかりと定める 設置する
作りあげる 成す
意見をさし出す
困る
口の字プランの中庭に木を植えると困る
落ち葉処理と排水に難あり
***ここからはお金にまつわる話***
金は三欠にたまる
お金をためるなら、三つのこと
義理・人情・交際を欠くぐらいでなければ
たまるものではないという意味のことわざ
「地獄の沙汰も金次第」「金の光は七光り」「金があれば馬鹿も旦那」というわけで
「金持ち金を使わず」の要領でいくらためてみても
「金と塵は積もる程汚い」と陰口をたたかれる
こちらは好意で多少用立ててやれば
「借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔」で
いっこうにらちがあかない
無理に取り立てれば
「金の切れ目が縁の切れ目」「金の貸借不和の基」
ということになる
結局
「貸すことは友をつくっても催促は敵をつくる」というわけで
どうも「一円を貸すより一銭を恵め」ということらしい
金というもの
ため方もさることなが
、使い方のほうがもっと難しいらしい
とはいえ
「それにつけても金の欲しさよ!」
って 偽らぬ気持ちですか 笑
もう 多くは入りませんけどね〜
「金持ちの貧乏人、貧乏人の金持ち」
「足るを知らざる者は富むと言えども貧しく、足るを知る人は貧しいと言えども富む 」
「無」を 理想とする仏教精神がこめられていて
なんとも味わい深い
お金のところを引用しました
大切に使いましょう
独立前に
勤務先事務所のスタッフ数人で
バイト感覚で設計したRC住宅の
10年後ほどの外観