いよいよ基礎工事に着手
この建物は軽量な平家で
地盤が軟らかいところではありますが
杭基礎や表層地盤改良は採用していません
建物が軽いのと
軟らかい地盤の下に
硬い層がほぼ水平に存在することがわかっています
仮に建物が下がったとしても
水平に下がればいいだけですから
(不同沈下は絶対にダメ)
以下荷重の説明ですが
ニュートン(N)はわかりにくいからkgやtonで
屋根重量 11kg/m2
壁 重量 12kg/m2
鉄骨重量 30kg/m2
つまり基礎上部の建築と設備で60kg/m2ほど
基礎が8〜10kg/m2として70kg/m2
製造装置の重量を正確に把握してるわけではありませんが
装置とそれに貯留されているもの、人や家具などのを全てで
20ton程
と言うことは
基礎を含めた前重量は25ton
建物は74m2と少しですから
340kg/m2なんです
地盤は軟らかいですが
アスファルト舗装で
長年大型のトラックなどが使ってきた場所ですから
下手に地面を荒らすようなことはしません
鉄筋コンクリートの
基礎、柱、基礎梁の部分だけ掘削します
既存施設が建つ前は水田でしたが
その上の黒い土、そして立てる時の造成土
路床の砕石、アスファルト舗装の断面が見えます
私が両足で飛び降りて
凡その硬さを感じてみます
(そんなんで良いんかい、、、良いんです 私が責任者)
隣地のコンクリート土間洗浄水が染み出してきてます
この染み出しは朝一番だけ
隣地はこの建物のクライアント所有の施設です
捨てコンクリート打設時に
組み上げてしまいます
基礎フーチングの捨てコンクリートは厚さを増して
組立てたアンカーボルトを
後施工アンカーで固定します