ども、右脳活性サポーター 一休です。

いつも感謝しています。


《 成功したければ、馬には乗るな 》


『徒然草』と言われる書物をご存知でしょうか?


鎌倉時代の書物であり
吉田兼好(兼好法師、兼好、卜部兼好)が書いたとされるもので
今日でも有名です。


何百年も前に書かれた本ですが

現代人にとっても
多くの学ぶべきところがあります。


この本の中に…

目的を見失った
哀れな男の話が載っています。



 ある男が

 親から
「仏教の勉強をして、立派な僧侶になりなさい」
 と教えられます。

「はい、わかりました!」
 と、その男はさっそく家を出て
 真っ先にお寺に………

 向かうと思いきや
 馬小屋へと向かい
 馬の乗り方を習い始めたのです!?

「法事の際
 施主(法事を依頼した主)が
 馬で迎えに来た時
 落馬したらつらいだろう」

 と思ったからです。

 次に
 法事の後の酒席で
「何も芸ができなかったら
 施主が興ざめに思うだろう」

 と歌を習ったのです。

 乗馬と歌謡の力がある程度ついたあとも
「もっと上達したい!」
 と打ち込んでいるうちに

 仏教を勉強する時間がないまま
 年をとってしまった……


というお話です。


「バカだな~
 最初から仏教の勉強をしておけばよいのに」

との笑い話になるでしょうが
この僧侶だけが愚かなのではありません。


多くの人が
目前のことばかりに心を奪われ
大事な目的や
夢に向かうことを忘れて
月日を送っているのです。



そして
あっという間に月日は流れ
「自分はこんなことがしたかったんだっけ。。」

と後悔の人生に終えてしまうと
警告している話なのです。


この男の場合
「仏教の勉強をして立派な僧侶になる」
というのが「目的」でした。

ところがいちばん大事な「目的」を忘れ
急がなくてもいいことに熱中しているうちに
年をとってしまいました。


自分の向かうべき「目的」
叶えたい夢があるならば

そこを第一優先として
それ以外のものは後回しにして

時として切り捨てなければ
ならない事もあります!


「目的」を見失い
目前のことに振り回されていると

一生は
アッと言う間に過ぎてしまいますよ。


いつの時代でも
大切な心掛けであり

特に経営者は
常日頃から
会社の進むべき方向を
常に忘れてはいけないでしょう。

目的に向かって突き進みましょう!


感謝


一休


今日の言葉
「目的に向かって突き進め!」




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