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Ikkou33です。
越したはずの冬がやってきた深センからです。
本日は、目に見えにくい心の病について。
以前、新店を開いた時、厨房の責任者には僕と6年間一緒に働いた前職のスタッフA君についてもらいまいした。
ほんとによく働くスタッフでしたし、信頼できたので、A君にとって初めてとなる、厨房責任者というポジションについてもらいました。
結論からいうと、A君は半年程でクビになりました。
とんでもない病気を心の中に抱えていたのです。
その病名は「接触障害」と言われる、パーソナル障害の一種。
後になって本で調べると、A君にピタッと当てはまりました。
6年間一緒に仕事したときはまったく気付かづ。
この障害があり、責任者というポジションを与えてしまうと、僕の店みたいになるので、注意です。
おかしいなと気づき始めたのは、彼の異常な嫉妬心からです。
当時、店をあがるとよくスタッフを連れて飲みにいってました。
ある日、A君が休みの日、みんなで飲みに行くことになったのですが、休みだったので、彼には別のスタッフから連絡がいきました。
そして、彼が行かないというので、僕が電話しました。
僕
「どうしんたん?」
A君
「別に。」
僕
「せっかくやし来いよ。」
A君
「いいえ、みんなで楽しくやってください。○○くんは行くでしょ。」
○○くんとは、彼が連れてきたN02のスタッフのB君です。
意味がわからりませんでしたが、どうにかこうにか彼を誘い出しに成功。
来ると、楽しそうに飲んでます。
この日のことは、あまり気に留めず。
が、オープンして、数ヶ月がすぎた頃、B君が「辞職願」を出してきました。
理由は、「別の店から誘われて、そちらにいきたい。給料もいいし。」という、まあこちらではよくあることです。
が、これはあくまでキッカケに過ぎないことが判明。
最後にB君の背中を押したのは、A君の異常なまでの嫉妬心でした。
B君の料理センス(腕)は、うちの店の中でも飛び抜けてました。
歳は25でしたが、なんか上に立つようなオーラがありました。
A君の腕はそこそこでしたが、勤勉さ、まったく文句を言わない性格、すぐに動く行動力などはB君よりも上でした。
が、B君に驚異を感じたA君はあることないこと周りに言いふらし、B君の仕事にケチをつけ、自分の地位を守ろうとしたのです。
B君が辞めて、他のスタッフが入ってきては、辞めていく始末。
最後にやめたスタッフC君から「A君はおかしい。責任者にむいてない」
とA君の仕事場での様子を聞かされました。
状況は予想以上にやばかったのです。
時間が経つにつれ、別のスタッフの仕事にはケチをつけ、僕に密告三昧。
そのうち、僕ら(もう一人、日本人料理人がおりました)の文句を他スタッフにいう始末。
で、最後はクビにしました。
そして、最後の面談の時はこんな感じ
僕
「こんな人が辞めていったら、今後店を拡げていけない。どうしたらいいと思う。」
A君
「わかりません。」
僕
「厨房責任者として、なんか対策はないか。」
A君
「みんな僕のいうことを聞いてくれないんです。」
僕
「なんで?」
A君
「わかりません。でも、あいつらよく手を抜くし、真面目に仕事しないし。」
とまた愚痴をこぼす。
僕
「そうか。A君、君の最大の仕事ってなんかわかるか。」
A君
「わかりません。」
僕
「店拡げるには何が必要?」
A君
「お金」
僕「後は?」
A君
「。。。。。」
僕
「わかるな、人やで。」
A君
「はい。」
僕
「A君のやるべきことは、人を育てることやで。でないといつまでも、A君が走り回らなあかんねんで。」
A君
「。。。。」
その後、彼のメンツもあるので、こちらからクビにしました。中国ではメンツ大事ですから。
最後に、「今回の件、忘れてもいいけど、忘れんなよ。ちゃんと仕事に活かせよ」と僕なりのエールを送りました。
彼が去ったあとは、人もやめることなくなりました。
が、A君がが去って、1年後、A君からあるメールが届きました。
内容は「C君のり辞職理由がわかりました。実は、C君は何何が理由で辞めました。」
残念ながら、A君は変わっていませんでした。
次々に職場を変えてブラブラしていました。
僕はもちらん、A君を変える事ができません。
僕が変わって、彼を変えれるかというと疑問符です。
彼は、心の病気を抱えているからです。
心の病は本人が認識していない場合が多いからです。
A君を変えれるのはA君本人しかいないのです。
それには、まず自身がどういう心の状態なのかを認識しないと。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。