中学2年で徒然草を学ぶことがあると思います。

つれづれなるままに〜という冒頭は日本人なら誰しも知っているのではないでしょうか。

教科書に載ってる「仁和寺にある法師」は笑い話のような一面もあります。

思い込みで判断して失敗したこと、そしてその話の感想が書かれています。

概要を説明すると、石清水八幡宮にお参りするはずが、その山まで登らずに手前の違うところをお参りしてしまっていたというお話。


この文で出てくる

ぞ、なむ、や、か、こそ

といった係り結びについては抑えておきたいところですね。

係り結びは強調したいときに用います。

この文の場合、ツッコミどころを強調してるような感じですね。

「尊かったよ!」
(いやいや、そこは石清水じゃないし!!)
「山までは行かなかったよ!」
(いやいや、そこが石清水なんだってば!!)

みたいな。

そして最後の感想、教訓というのは、

何事も案内人がいれば、自分勝手な判断で道を間違えることはないのになー。

というもの。

これは人生についても言えることですね。

運命の選択みたいな場面でも、こっちだよと教えてくれる人がいれば楽ですよね。

でもまぁ、そうはなかなかいかないのが世の中ですよね(^_^;)

私も少しくらいは、生徒たちの案内人になれればいいなーと思うのでした♪