第六回 駿府匠宿『納涼水石展』 | 水石 一刻亮のちょっとしたコダワリ

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水石の深淵なる美を見つめて

7月12日、第六回 駿府匠宿『納涼水石展』を観覧してきました。

昨年同様に私も一石出品させて頂きました。

 

コロナ自粛も緩和され、やっと展示会も開催できるようになりましたが、

早くも第二派の恐れが心配されますね・・・

 

以下、一刻亮的目線で出品石を掲載します。

 

神居古潭石

 

神居古潭石

 

神居古潭石(今回の展示品のなかでかなり好きな石です)

 

神居古潭石

 

神居古潭石

 

瀬田川石

 

瀬田川石(菊川水石会長出品石)

 

瀬田川石

 

鞍馬石

 

加茂川石

 

加茂川石

 

八海山石

 

只見川石

 

好間川石

 

安倍川紫晃石

 

抹香石

 

佐渡赤玉石

 

佐治川石(私、一刻亮出品石)

この中渡萬寶順記海鼠釉角入長方水盤を使いたく、この石を選んだのですが、

狙い通り、随分と水盤を褒めて頂き嬉しい限りです。

勿論、主石を引き立てるための道具の一つなのですが、

良いもの=品の有るものを使えば席が締まる・・・と私は思います。

 

飾りによって水石をより一層引き立てると言う訳です。

敷砂、水盤、卓と高額なものでなくても良いので品が有るもの、

とりわけ水石飾りに使用する道具は大人しくスッキリした品物が良いと思います。

砂は清潔で粒度が揃ったものが良いですね、色目も注意したいですが・・・

 

やはり、展示会に出掛けて肉眼で水石を観賞することが一番望ましいです。

いくら誌面で水石を見ましても、実物の半分も良さが伝わらないでしょう、

 

インスタグラムやブログ等の画像でも同様です。

スマホやパソコンモニターでは色目、肌合い、勿論形状までも、

どうしても実物の表現には到底力不足ですね、

 

やはり、水石は実物を見なくては駄目です。

早く、コロナが沈静化して各地で展示会が再開されることを切望します。