根尾の自然大輪菊花石 | 水石 一刻亮のちょっとしたコダワリ

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水石の深淵なる美を見つめて

もう師走ですよ・・・ ニヤニヤ

 

静岡県は本日防災訓練でして、

地区の公会堂でテント張りしました。

 

11時前に終わりましたので、急いでRRのエンジン火入れと

バンバン近所パトロールを済ませ、

 

午後からお袋と紅葉狩りに出掛けました。

 

 

遠州森町の大洞院です。

『寿司食いねぇ』の石松の墓

 

紅葉は残念ながら過ぎてたかなぁ・・・

ま、雰囲気だけでも楽しめました。

 

 

 

 

月が変わりましたので床飾りも変えます。

この石は親父秘蔵の根尾菊花石でありまして、

ネット公開は初めてだと思います。

 

もう彼此20年以上は我が家に有り

桐箱に納めっ放しで出番が無かった石です。

(左右33、立ち33、奥行き12)

 

掛け軸は山元春挙筆、『枯葦小禽』

 

台師広寿氏から買い求めた石で、

桐箱の蓋を開けるなり即買いした石です。

親父が一目惚れしたんでしょうねラブ

 

その割には、恐らく購入後一度も箱から出して飾ったことが無いし

他人に見せたことも無かったと思う・・・

 

亮にしてみれば、手放してしまおうか・・・と思っていた石ですが、

こうして飾ってみると、

 

実に良い石ですねニヤリ

水石の美(日本の美)と言うのは余白の美であって、

やたらと輪数が多くて華やかなことが良いわけではありません(侘)

また、黒物趣味家の中では自然菊(いわゆるサバ菊)が好まれます(寂)

 

花の咲く位置がど真ん中ではない事も重要です。

余分なニュウなども無く、堂々とした風格を感じる大輪菊花だと思います。

 

おそらく、全くの自然石ですね

花の芯がハッキリと盛り上がってます。

手が入っているにしても極僅かでしょう。

 

台座の様子から、かなり古い石と思われます。

 

全くの一塊の石

切り出したりしたモノではないのです。

 

裏面にも3輪咲いてます。

 

もう少し秘蔵して、ここぞとばかりに展示会デビューさせようと思いましたが、

年末まで毎日楽しみたいのでそのまま飾り付けておきます。

楽しみが無きゃ、忙しい年越しが出来ませんからねぇ

 

 

 

 

来年の展示会の準備もしなくては

 

出品石の選出と卓合わせもしなくては・・・

即売石も沢山用意しなければ♪♪♪

 

ど~も、やる事が山積みだねぇ ニヤニヤ ゲッソリ デレデレ