むかし むかしのはなし
8月23日といえば、忘れられない日です。
39年前の今日 初めて迷子になりました。
小学6年生の僕は、家族、親せきと共に
海洋博覧会へでかけました。(1975年)
会場は現在の 美ら海水族館を含む周辺一帯でした。
とにかく人が多く、各パビリオンに入る度にかなり並びました。
しかし、今となっては覚えているのは、
・・・イルカの「オキちゃん」のショー と 花火 くらいです。
ちなみにオキちゃんの「オキ」は沖縄の「沖」です。
もうひとつ、水族館にヒトデがいっぱいて、
小学生の僕は「やっぱり海洋博は、テレビで言うように たくさんのヒトデで賑わってる」
と、感じたものでした。
・・・夜の たぶん8時過ぎの「花火」を見終わって、会場を出ようと歩きだして
人並みに飲み込まれ、家族、親せきとはぐれてしまい、そのまま会場の外で迷子になり、
・・・「こうなったら歩いて祖父母の家に行こう!」と、一人で歩き出したのですが、
後でわかったことは、祖父母の家までは17,8キロメートル。
左手に羽地内海、右手は草むら、街灯なしの道を歩き
やっとたどりついて、祖父母の顔を見て泣いてしまったのは、
小学生ながら、恥ずかしくて、脱ぐい去りたい思いでとなりました。
・・・案の定、後日、年下のいとこから「泣いたんだって?」って言われたし。