台湾から帰国しましたニコニコ

 

中国の嵩山少林寺に行った時に、

仏教、道教、儒教の「三教合一」

という考えがあることを知りました。

 

古い中国の時代に、儒、仏、道の

三教の原理を深く研究されて

円融(すべて物事が溶けあっていること)

に一致させた思想であります。

 

 

「儒教は世を治め、

仏教は心を治め、

道教は身を治める」

 

 

今は個人で勝手に思って

やっている程度になってしまい、

ほぼ無くなってしまっている

日本の神仏習合の思想も

こういったインド、中国という

大陸の影響を受けて出来上がりました。

 

日本では儒教、仏教、神道の三教。

 

 

その時に道教のことを知りたくて

聞いてみたら、

 

「中国では文革の時に

道教寺院もほとんど破壊されて

山奥の田舎のような所で

細々とならやっているが、

ほとんど残っていないから

道教のことを知りたいなら

台湾に行きなさい」

 

と言われていたので、

台湾に行きたいと思っていました。

 

我々が使う霊符なんかも

道教の霊符だったりもするし、

 

三教が合一した寺院の

信仰のあり方も知ることができる。

 

なんせ私は小学生の頃は

道士なりたかった。

 

だから小学生の頃はキョンシーに使う

御札を授業中に何枚も書いて練習していた。

 

道士の服ももってなかったし、

キョンシー役ばっかりやらされた

からかもしれないが、

道士への憧れは凄かったのだ。

 

 

なので、

 

「本格的な道教寺院に行ってみたい」

 

と思っていたのですな。

 

 

今回、天竺の旅費をお接待してくれた

Sさんのお父さんが生前に、

 

「台湾の道教寺院なら

連れて行って案内してあげる」

 

と言ってくれてました。

 

Sさんが何人もいすぎて、

ブログに出る人がSさんばかりで

ややこしくて申し訳ない汗

 

お父さんと一緒に行くことは

できなくなってしまいましたが、

 

そのSさんがお父さんの

納骨をするという事で、

台湾へ一緒に行くという

流れになっていきます。

 

その後、台湾への納骨する

話は無くなるのですが、

 

Sさんも「父が生前に住職を

案内したいと言っていたので、

もしよければ私達で案内させて

もらってもいいですか?」

 

ということで、台湾へと連れて

行ってもらえることになったのでした。

 
 
台湾にある指南宮では、
縁あって法要にも参加でき、
日本の大学で学ばれたという
指南宮のオーナーに案内して
もらえることになり、色んなことを
教えてもらえました。
 
どこの国もそうですが、
行って体験して自分の目で見ないと
わからんことばっかりなので、
本当に有難いことです。
 
ということで、次から台湾のことを
書いていきたいと思います。

 

金剛山 一光寺

 

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