門跡寺院の参拝が終わって、
そのまま京都の南丹市という所の
宿に向かいました。
京都と言ってもコンビニもない山奥で、
古民家を一棟借りての宿泊です。
向っていると何やら怪しい気配を感じます。
『ん?なんか霊が来てますけど、
今から泊まりに行く宿のやつですね』
霊が溜まっているような感じだったのですが、
いつもホテルなどを一棟浄化しているので
何の心配もしてませんでした。
到着すると、
法妙「オバケいてますね」
『暗いですけど、
まぁ問題ないでしょう』
そんなことで宿の中に入りました。
結構な部屋数もあるようなので、
確認していきます。
風呂場を見にいくと、
法妙「そこのサウナ室の中に
誰か座ってますよ」
見てみると、見えない男が
本当に座っています
『見えへんけど座ってるのが
わかるくらい気配が凄いし』
そして、二階に行く階段があったので
『Kさん、二階行きましたか?』
Kさん「あれ?
ここチェーンがかかってたので
二階は上がったらあかんねや
って思ってたんですよ
チェーン外しました??」
『いや、外れてましたよ
Kさんが外したんちゃいます?』
Kさん「いや、私は触ってません。
絶対にチェーンがかかってたと
思うんですけど・・・」
『ちょっと見に行きましょう』
と階段を登り、ふすまを開けました。
Kさん「私、ここには入れないです
ここからでも圧迫感を感じます」
覗いてみると、
五月人形が置いてあります。
『なんか入っとるな』
その後ろに振袖の着物が
広げてかけてありました。
強い霊気を感じます
『女がおるな・・・』
『これはなかなかやな』
そこでさらに奥のふすまを開けて
中に入ると布団が一つ敷いてあります。
『ここも誰かおる
けど・・・大したことない』
またさらに奥のふすまを開けると
布団が3つ置いてありました。
『ここはいっぱいおるな』
つづく