【唐三彩】
唐代の鉛釉を施した陶器で、主として副葬用に制作された。

いわゆる唐三彩は唐代の陶器の上の釉薬の色を指し、後に唐代の彩陶(上絵を施した陶器)

を総称する語として使われるようになった。唐代の陶器の釉薬の色は非常に多く、クリーム色、

赤褐色、薄緑、深緑、藍色、紫などがある。中でもクリーム色・緑・白の三色の組み合わせ、

或いは緑・赤褐色・藍の三色の組み合わせを主としていることから三彩と称されている。

 

 

唐三彩馬俑(とうさんさいばよう)
白:高71.2cm 長82.5cm
中国 唐時代(8世紀)
重要美術品
京都国立博物館 所蔵

【唐三彩馬俑】
黒白1対の馬俑である。 白い馬は白土で作った躰を黄土でおおい、白泥で斑点を描き、

その上から白釉をかけて白 斑のある淡紅色の不思議な色調を得ている、白は連銭白栗毛

 (れんせんしろくりげ)と呼ばれる珍らしい種類の毛並をあらわしている。

鞍覆(おお)いや馬具類にも 美しい三彩釉がかけられ、馬の毛並ひとつにも、これほど

手のこんだものはあまり知られ ていない。数多く伝えられる三彩馬俑の中でも、最も

優れた作品の1つです。

 

 

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