2024年9月29日 姉川・起し又川(奥伊吹)
3名 7時間 雲のち小雨
曲谷の集落を過ぎ、姉川ダムの手前で右手へ登っていく細い道がある
これが起し又川の左岸林道の取りつきだった
おそるおそる一車線の舗装した落石のある狭隘路を登っていくと
左手に数台置ける草原スペースがあった
先が見えないのでここに3台駐車した
7:25発、少し下ると大堰堤が見えてきた
起し又川にかかる橋を渡ると駐車できる広いスペースがあった~知らんかった(><)
緩い登りの舗装林道を5分ばかり歩いて行き、急カーブのところから入渓
朽ちたひもがあったきりだが薄い踏み跡が下に向かっている
転げ落ちるように急坂を数分下ると沢に出た、入渓、7:36
沢床は奥美濃によくある花崗岩の白い砂地で穏やかな渓相である
と、前方に釣屋さんが3名~今日で漁期は最後なんで水流を先に行くなと
おっしゃる~しゃーなしで巻き巻きで水に入らず進む
8:07,石臼加工所跡~曲谷は良質の花崗岩の産地だそうだ
前方に滝が見えてきた
8:09,10m滝、左岸の巻き道より
8:23,五色の滝~滝の左端の緩い岩壁を登る
8:32,五色の滝の落ち口で単独の釣屋さんが上から
降りて来られたのに出会う
まだ暗いうちから溯行されてたようで
頭にヘッドライトを付けておられたのに安堵した
本日の釣屋の一番乗りはこの方だったのだ
ナメ床も現れる
サルナシ!
木枝が覆いかぶさり沢中を進みにくい箇所が多かった
癒し渓~栃の大木が多い
820m二俣、10:52
ここで溯行を打ち切り谷をひき返すことに
谷を下降していくが、ゴルジュの巻きで左岸の尾根に取りついた
切れ落ちた際どいトラバースで往生し、
懸垂下降を2回して谷に戻る
癒し渓で下山は問題ないと思っていたが、
何が出てくるかわからない
小雨が降り出し、谷はあっという間に水嵩が増えた
五色滝の落ち口は左岸ルンゼを下る
14:28、脱渓
溯行記録は希薄だが、釣屋さんには知られた谷のようだつた
起し又川は花崗岩の癒し渓の自然豊かな谷だった