僕はもう死んでもいい理由に泣けた夜、君の本当の心を知る | 2匹のかいじゅうと戦うお母さんの日記

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ガラスハートなアニキとマイペースなおとうとくん
涙と爆笑の素晴らしき日々

こんにちは!いっこです!


三男が産まれて2ヶ月くらい経った時、次男からドキリとするような一言が出ました。


「ねぇ、ママ、もうぼくはじゅうぶんだからもう死んでもいいよ」





さぁ、寝ようと電気を消してもぐり込んだ布団の中、泣くのを我慢しながら次男が話し始めました。


「どうしたの?どうしてそう思うの?」と聞くとー


「ぼくがいると〇〇くん(三男)が甘えられないでしょ?〇〇くんはまだ赤ちゃんだから、ぼくはもういいんだよ」


この言葉を聞いて、ハッとしました。


そう、この言葉は全部逆さま。


「ぼくがいると〇〇くんが甘えられない」「〇〇くんが産まれてぼくは甘えられなくなった」


「〇〇くんはまだ赤ちゃんだから、ぼくはもういいんだよ」「ぼくだってまだまだ甘えたいんだよ」


「もうぼくはじゅうぶんだからもう死んでもいいよ」「ぼく死ぬほど寂しいよ」というSOS


その言葉の裏に隠された次男の本当の気持ちが分かり、涙が出ました。


もう6歳だから、下の子が産まれてもやきもち焼いたり、赤ちゃん返りすることはないだろうとタカを括っていたわたし。


一生懸命に弟を可愛がってくれている姿を見て「成長したなぁ」と喜んでいたわたし。


でも、本当は甘えん坊な次男、ある日突然、末っ子からお兄ちゃんになり、彼なりに我慢して頑張っていたことにようやく気付いたのでした。


ここまで寂しい思いをするまで気付かなくてごめんね


SOSを出してくれてありがとう


お兄ちゃんになったとしても、これからもたくさん甘えて欲しい


お兄ちゃんとして頑張ってくれてありがとう


そう伝えました。


それからは、三男の寝かしつけはパパにお願いし、わたしは次男と一緒に寝るようにしました。


「手を繋いで寝よう」


そう誘ってくれる次男の手を握り締めながら、今日も甘え求めてくれることのありがたさを実感するのでした。


やんちゃでワガママで言うこと聞かないかいじゅうたちも、人知れず我慢して頑張ってることがある。


時々、ありがとうと抱きしめてあげることを忘れずに過ごしたいものです!