王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

日々のギモンや,言わずにはいられないことを人知れず吐き出します。

Amebaでブログを始めよう!

大学の情報を集めるために

山内太地さんの「世界の大学めぐり」を時々みていました。

http://tyamauch.exblog.jp/


いろんな大学があるもんだ,と感心して拝見していました。


が。

バックナンバーを眺めていたら,

以前,私がかかわったことのある大学のいくつかが紹介されていました。


うーーーーん。

どれも,大学案内的なスバラシイ内容です。というか,大学案内そのまま。

まぁ,応対しているのが大学の広報課の課長だったり,広報課のエース(笑)だったりしますので,

そういう「外向け」な内容になるんですね。


実際は,そういう「外向け」な実績を作るために,

広報課や“いつもの”教授が新しい取り組みを提案し,詳細は教員にエイヤと丸投げしていたり,

旗振りをしている教授や課長が現状をよく知らないために

末端が右往左往する羽目にあう,といった感じです。


ある大学のハナシですが

この「外向け」に始めた取り組みの「成果報告」と銘打って開かれたFD講演会では,

現場の教員から不満と質問がたくさん出ました。

旗振りの教授は話をごまかすし,課長はピンとはずれな回答をするし,

そして肝心の「成果」は大して出ていない…。

※一見成果があるように見えるのですが,

  よくある「グラフの作り方を『工夫』して成果があるように見せる」アレでした。

  データ解析,統計,社会学の専門家も多数いるのに,よくやるもんです。。。恐ろしい。


紹介されていたA大学やB大学の取り組みは,

実際はぜーんぜん機能していないのに,文字になると大層立派…!

と思って読みました。

受験生や保護者の心はくすぐるんだろうな。


これらの取り組みは,多くの場合,「学生のため」といって実施していることが多いので,

中途半端な,思いつき的夢物語は,現場の教職員だけでなく

学生にも被害を与えてしまうことがあります。


「特色」を打ち出さないと,勝ち残れない昨今ですから,いろいろと新しい企画を出すのは

仕方ないとは思います。やるからには,しっかりやってほしいです。


「なかよし」ないつものメンバーで取り組むのではなく,

専門家を多数抱える大学なんですから,プロジェクトとしてきっちりやってほしいです。

本当にお粗末な取り組みばかりです。



あ,先に紹介した「世界の大学めぐり」はほんと,参考になります。