大学の情報を集めるために
山内太地さんの「世界の大学めぐり」を時々みていました。
いろんな大学があるもんだ,と感心して拝見していました。
が。
バックナンバーを眺めていたら,
以前,私がかかわったことのある大学のいくつかが紹介されていました。
うーーーーん。
どれも,大学案内的なスバラシイ内容です。というか,大学案内そのまま。
まぁ,応対しているのが大学の広報課の課長だったり,広報課のエース(笑)だったりしますので,
そういう「外向け」な内容になるんですね。
実際は,そういう「外向け」な実績を作るために,
広報課や“いつもの”教授が新しい取り組みを提案し,詳細は教員にエイヤと丸投げしていたり,
旗振りをしている教授や課長が現状をよく知らないために
末端が右往左往する羽目にあう,といった感じです。
ある大学のハナシですが
この「外向け」に始めた取り組みの「成果報告」と銘打って開かれたFD講演会では,
現場の教員から不満と質問がたくさん出ました。
旗振りの教授は話をごまかすし,課長はピンとはずれな回答をするし,
そして肝心の「成果」は大して出ていない…。
※一見成果があるように見えるのですが,
よくある「グラフの作り方を『工夫』して成果があるように見せる」アレでした。
データ解析,統計,社会学の専門家も多数いるのに,よくやるもんです。。。恐ろしい。
紹介されていたA大学やB大学の取り組みは,
実際はぜーんぜん機能していないのに,文字になると大層立派…!
と思って読みました。
受験生や保護者の心はくすぐるんだろうな。
これらの取り組みは,多くの場合,「学生のため」といって実施していることが多いので,
中途半端な,思いつき的夢物語は,現場の教職員だけでなく
学生にも被害を与えてしまうことがあります。
「特色」を打ち出さないと,勝ち残れない昨今ですから,いろいろと新しい企画を出すのは
仕方ないとは思います。やるからには,しっかりやってほしいです。
「なかよし」ないつものメンバーで取り組むのではなく,
専門家を多数抱える大学なんですから,プロジェクトとしてきっちりやってほしいです。
本当にお粗末な取り組みばかりです。
あ,先に紹介した「世界の大学めぐり」はほんと,参考になります。
