時を巻き戻している

母の初7日までのことも
忘れないうちに書いておこうと思う

初7日は
亡くなった日を1日目として
数えるということをお坊さんから
説明されたのは、告別式の時

火葬して遺骨を拾った後
会場へ戻り
お経とお坊さんからのお言葉を頂き
喪主の挨拶をして
全て終わってから

家族でお坊さんの控え室に
挨拶に伺った時に
初7日の話しを聞いた

兄が初7日を自宅で行うと言うと
お坊さんから「家は大丈夫ですか?」
と聞かれた。
お坊さんに心配されるほどに
実家がやばかったからだ

お坊さんはわたしを見て
一緒に住んでるのかと聞いてきたゲッソリ
顔から火が出るくらい
恥ずかしかった!

わたしは
あの家には住んでいないと訴えた真顔

わたしは初7日も
お寺とか会場でやって欲しかったけれど
兄はお金もかかるし
家でやりたいと言うから
まだまだ掃除だ!と、うんざりした

告別式の後実家へ戻っても
すぐに着替えて
休む間もなく働いた

翌日22日は、仕事を休んだ
朝に職場の病院に電話を入れて
供花のお礼と1日お休みしますと伝えた
仕事は1週間休めるように
してきたから大丈夫だった

息子が学校に行った後
わたしもすぐに家を出て実家へ向かった

この日も1日掃除と
母の手続きで役所に行って終わった

その次の日23日は、仕事に行った
厨房への指示や発注作業は
進めてきたから大丈夫だったけれど
わたしが病棟に上げている
経腸栄養剤が減って来ているのが
気になった。

24日は初7日でまた休むと
決めていたから
その分余裕を持たせて仕事をした

仕事をしながら
初7日ってなんのためにやるのか
気になってネットで調べた
(馬鹿だから意味を知らなかった)

亡くなった人が三途の川にたどり着き
裁きを受ける日で
生前の行いにより3つの渡り方が選ばれる

1つ目、船が現れて船に乗って渡る

2つ目、川の浅瀬を渡る

3つ目、川の深い危険な激流を渡る

三途の川を亡くなった人が楽に
渡れるようにお経をあげるのが
初7日と書いてあった
(記憶とわたしの解釈です)

へ〜!
そりゃ母さんのために
祈らないとな
と思った



わたしは自分は腹黒いから
ちょっと心配になった

泳げないしな


因みに
三途の川はすごい幅広いらしいよ


見たことないけどさ。



いつか
わたしが死んだ時は


浮き輪を供えるように

息子には伝えようと思う


忘れないようにしよう!