DNAは知っている。日本人の心性とは | 小野寺S一貴のブログ。

小野寺S一貴のブログ。

元エンジニアで神社・古事記研究家として活動中。
TEAM梵にて龍神の教えを広めるべく執筆活動も!

仙台は今日も朝から激しく雪が舞っています。


そんな環境に慣れているせいか、東京はとても暖かく感じました。


やっぱり暖かいと人は安心するもの(^^)

春が人をワクワクさせる気持ちがわかるものです♪


さて、東京で足を運んだのが





湯島天満宮


梅の花もキレイに咲いていました。


そして「天満宮」と言えば、お祀りされている菅原道真公。

言わずと知れた「学問の神様」です。


この受験シーズン。

受験の合格を願うたくさんの絵馬が





納められていました。


よく日本人は宗教なんかに無頓着だとか、無関心だとか言いますが。

この光景を見ると、

見えないもの、自分を守ってくれる存在への祈りの気持ち。

これは日本人のDNAに深く刻まれているんだなと感じます。


でなきゃこんなに

「どうぞ受験で合格するようにお守りください」

って来ないでしょう。

これこそ、日本人の心に深く根付いたもの。


宗教には無頓着でも、信仰はある。

これが日本人の素晴らしいところだと思います。


見えないものを信じ、敬う。

特定の宗教に固執するのではなく、自分の信じるものは自分で探す。

これこそ、日本の神社の原点。


神社信仰は日本古来よりある伝統です。

しかし、外国の宗教のような押し付けはありません。

だって教義がないんですもの(笑)


だからひとつの言葉をとってもいろいろな考えがあり、どれが正解というのはありません。

裏を返せば一人一人に正解がある。

そんなおおらかな文化、それが日本の神道なんです。


そもそも考えてみて下さい。


神社によって神様が違うって他の宗教じゃあ考えられないことですよね?


伊勢神宮には、アマテラス







出雲大社には、オオクニヌシ







八坂神社には、スサノオ





といった具合です。


そしてそれぞれ自分に合った神様を信仰すればいいんです。


だから八百万の神様なんです。


そして面白いのはその神様の得意分野によってみんな参拝する神社を変えることもできる。


天満宮に参拝した人が「受験の合格」を祈願したとしてもですよ。

今度は「結婚したい!」と思ったら男女の縁結びで有名な





東京大神宮に行くかもしれません。


これが日本文化の面白いことろ。


だから日本はたくさんの神様に守られた、八百万の神様の国。


僕はそんな日本が大好きです!




本日もご愛読ありがとうございました!



※神社・神道についてのお話は主にTEAM梵ブログで書いていますのでこちらもぜひご覧ください!




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