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絵本や小説のこと、ぺんぎんの日々の想いや撮った写真など、
ぺんぎんの散歩道ブログです。

カラフル


カラフル
森 絵都 (理論社)


森絵都さんの作品は、とてもストレートで、それでいてやさしい感じがたまらない。

私の好きな作家さんの一人だ。

ネットで評判が良かったこの本を、早速図書館で借りて来た。



死んだはずの“ぼく”の魂が、

突然、「おめでとうございます。抽選に当りました!」と天使に言われるのです。

そして、真(まこと)という少年として、再びこの世に生きるチャンスを与えられます。



人の心は、自分が考えるほど簡単じゃないし、

また自分の物差しが人と違っている場合もある。

そういう自分を取り巻く色々なものを

『カラフル』という言葉で表現しているのだと分かった時に、

何故か心がキュンとなった。

私の周りも『カラフル』なのだ…と気づいて嬉しくなってしまう。

いろんな色を観て、

自分の色も大切にしてカラフルな中で生活することが、

とても素敵に思えてきた。



天使のプララと主人公の距離感が、

なんだかとても安心感を与えてくれた。

主人公と同じ中学生の子どもたちにも読んでもらいたい一冊だな。

りんごころころ (あかちゃんのおいしい本)

りんご ころころ
松谷みよ子/文 とよたかずひこ/絵(童心社)



野原で、大きなりんごの木の真っ赤なりんごの実が泣いていた。

「だれもとってくれない だれもたべてくれない おもたいよう」

ハナコちゃんが木をゆすったり、木に登ってもいで落としてあげた。

りんごは「わたしをたべて!」。

びゅーんと跳ね上がると、みんな競争で転がりだした。



次女が2歳くらいのときに大好きだった絵本で、何度も何度も読んだ1冊です。

最初は主人公の名前を次女の名前で読んでいたので、

すっかり本の中に入り込んでいたようです。

そのうち、「ちゃうやん!ハナコちゃんやんか~」と言うようになり、

本の通りに読むようになりましたね(笑)