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ぺんぎんの散歩道-flat

絵本や小説のこと、ぺんぎんの日々の想いや撮った写真など、
ぺんぎんの散歩道ブログです。




小山薫堂 幸せの仕事術
(NHK出版)



普通の毎日を特別な記念日にする発想法!


NHKで放送された「人を幸せにする企画術」という番組の内容が

まとめられた本です。



小山薫堂さんは、おくりびとやくまモンを生み出した人です。

きっとすごい人なんだと思いますが、

ガツガツ感もなく、名声を気にするわけでもなく

等身大で毎日を楽しまれている姿に共感する人も多いと思います。



企画の原点やアイデアのネタの見つけ方などが

フラットに書かれていて、愉しく読みました。



サプライズが人と人をつなげ、

無色のものをカラフルなものに変えていくんですね。

今まで「サプライズ」という言葉は

とってつけたみたいで、あまり好きではなかったのですが、

小山さんが実践しているサプライズこそが

本当のサプライズなのかなと感じました。



時間があれば何度も読み返している本です♪

うみだーいすき

うみ だーいすき
いもと ようこ



梅雨が明ければ、夏本番!

この絵本は、子どもたちと行った海を想い出させてくれます。



いもとようこさんの淡い海の色が爽やか。

イラストは笑顔があふれていて、

こちらまで幸せな気持ちに・・・



未就学児向きかな。

いつか孫に読んであげたい一冊です(笑)




しあわせのパン
三島有紀子(ポプラ文庫)



以前、映画を観たいな~と思っていた作品。

先日たまたまDVDを観る機会がありました。



いつもは本を読んでから映画を観る派なのですが、

これは、先にDVDを観てよかったな~と感じました。



映画は、北海道の自然の美しさが魅力で、

時間がゆっくり流れている雰囲気が素敵でした。

吹雪の厳しさなど知らないので、

こんなところに住めたら毎日が愉しいだろうな~なんて想像・・・



DVDを観た後、なんとなくわからない部分もあったので、

本を読みました。

本には、水縞くんの日記の章があって、

月浦に来るまでのことが語られています。

また、巻末には、「月とマーニ」の絵本が付録されているので、

ちょっと嬉しかったです。



映画も本も、大切な何かを思い出させてくれるものでした。




八日目の蝉
角田光代(中央公論新社)



この小説は、不倫相手の赤ちゃんを誘拐してしまう女性の話と

その誘拐された女の子が親元に戻り成長していくその後の話で

構成されています。



誘拐はもちろん犯罪だし、その逃亡生活なんて、

とんでもなくひどいことなんだけど、

それでも、主人公と女の子が、許されるならば

ずっと一緒に暮らせたらいいのに・・・

と思わずにいられないんです。



ラストは切なかったけれど、

一緒に暮らせたその時間に感謝しているという主人公の言葉に

母親とは・・・愛情とは・・・

温かいものも感じられた小説でした。




同じような本で、赤ちゃんを産院から誘拐してしまう

『子盗り』という本も読んだことがあるけれど、

これは悲しく、おもりを引きづるような話。。。





まほうの夏
藤原 一枝 /作
はた こうしろう/絵
(岩崎書店)


蝉が鳴き出すと想い出す大好きな絵本です。

都会の兄弟が、夏の間を田舎の親戚の家で過ごすお話。



ゲームやポテトチップの夏休みじゃなくて、

海で泳いで真っ黒に日焼けして、

畑で穫れたトマトやきゅうりを口にする・・・

魚つりにも連れて行ってもらって、

自分たちの釣った魚を食べる醍醐味も体験する・・・

夢のように楽しい時間。



都会っ子の兄弟が自然の中で出会う”まほう”のような体験が、

はた こうしろうさんの素敵な絵で描かれています。

本当に子どもが輝く瞬間って、こういう生活なんだな~と。



ぺんぎんの「お気に入り絵本」ベスト5に入る絵本です♪



*この絵本の冬バージョン『雪のかえりみち』も最高です!