「ブルーもしくはブルー」 山本 文緒 (角川書店) | ぺんぎんの散歩道-flat

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ブルーもしくはブルー
山本 文緒 (角川書店)


一気に読んでしまったのだから、

かなり吸い込まれていたのだろうと思う。



もし自分の分身が日本のどこかにいて、

同じ顔をして普通に生活をしているとしたら…

想像するだけで、ブ・キ・ミ。



それなのに、“分身だけど別の人間”のその人に逢ってしまったら、

どんなに怖いだろうか…



ストーリーは、結婚前までは同じ人間だったことを知った二人が、

入れ代わって生活をしてみることで自分の今までの小さな幸せに気づくというもの。



その二組の夫婦のあり方が現実にありそうで、

改めて自分の生活を客観視してみる。



小説を読むと「自分ならどうだろう?」と考えずにはいられない私。



本を読むことで、今の自分を良しとするのか、

このままではいかん!と叱咤するのかは様々だけれども、

“慣れ”の中にどっぷりつかってしまっている主婦にとっては、

読書は刺激的なものがある。