こんにちは、一花です。

 

これまで幾度となく

「ソーラーアークはハードアスペクトしかとらないのではないのですか?」

という質問を受けています。聞いてみると大抵、

ネット上にハードアスペクトしかとらないという情報があった、

というお返事が返ってきます。

 

というわけで、今日のタイトルを

ソーラーアークのソフトアスペクト、にした次第メモ

 

ソーラーアーク、プログレス(セカンダリープログレッション)ともに

ハードアスペクトしかとらない、というアスペクトの『限定』はありません。

 

そしてプログレスを見ずに、ソーラーアークだけ見るという

こともありません(どちらも大事な手法)。

 

昨年のことになるのですが

日本占術協会の会合に参加した際に

占い館タリム代表・岸さんが以下のようなお話しをされて

(これは前にも書いたことがあるのですが、大切なことなので)

ご紹介しておこうと思います。

 

昨今、ブログやSNSの発達もあり

インターネット上の情報を気軽に収集し

かつ発信している状況がある。

 

ネットで勉強→ブログを運営→鑑定する

という流れで占い師も誕生している。

 

これによって、正しいか、間違っているか分からない情報がネット上に溢れており

その確認をしたがるお客さんが、とても多い。

 

インターネット世代がネット上で情報収集する、

これは習慣の違いなので仕方がないけれども、

そういう混沌とした状況だからこそ

歴史や文化を正しく伝えてゆく意義がある。

 

岸さんのお話を、私の理解のもとに要約させて頂くと

概ね上記の内容でした。

 

もしあなたが占星学を学んでいるなら

(気軽に12星座占いのようなことを知りたいだけなら、ネットを活用できるけれど)

インターネット上で占星学の知識を仕入れることの

難しさを感じるはずです。

 

これは、その情報が正しいか間違っているかわからない

という初歩的なことだけでなく、

 

実をいうと、占星学というのは専門的であるがゆえに

・初中級のレベルでは、そのやり方が一般的なのか

それとも、その占星家独自のやり方なのか分からない

・占星家によって意見が違い、どちらも間違いとは言えない

(ここが理解できない方場合が多い)

・出版された本でも校閲が不十分な場合さえあるあせる

・そもそも娯楽的な占星術は大幅な簡略化をしている

など、さまざまな理由から、

占星学の情報の取り入れ方は、簡単とはいえないからです。

 

さてソーラーアークに話を戻すと、

ソーラーアーク天体、もちろんソフト、ハード両方の

アスペクトを読んでいいし

 

ソフトアスペクトが実例として紹介されている本

実際にチャートを読めば、ソフトアスペクトの事例が

たくさんあります。

 

ただ、これはすべてのアスペクトにいえることですが

ソフトは安定、調和、ハードは緊張、葛藤。

安定しているものより、テンパったものの方が

表出しやすいという傾向はある。

(マイナーアスペクトの中でも比較的強く作用するのは

45°や135°のようなハードアスペクトだし)

 

こういった理由、またソーラーアークはミッドポイントでも使うためか

ハードのみを採用する占星家もいます。

 

少し話が逸れますが (ちゃんと最後に話を戻します)

昨夜、占星術界の長老・金子雅子先生と

エバーティン(ハーフサムの祖)とウイッテ(ウラニアン占星学の祖)について話しました。

 

金子先生は過去のコンベンションの際に

エバーティンのお弟子さんから幾度か講義を受けた結果、

あまりにディテールに踏み込み過ぎていると感じて

その考えを取り入れなかったそうです。

 

石川源晃先生も著書に、以下のように書いています。

 

"ウラニアン・占星学のような主観的で非論理的な方法の魅力という

際限のない深みに「はまって」しまうものです。"

 

日本は同調圧力が強いと言われているけれど

私たち日本人は、他人に「同じこと」を求める傾向が強い。

 

だから著名な人が、ウラニアンはボツビックリマークと言うと

ダメダメと同調しがちだけど

ウラニアンにはウラニアンの支持派もいるわけですから

「自分は支持する/しない」と

自分で考え、自分で判断することが必要ですよね。

 

石川先生は、ウイッテの著書を読み、その考えに触れて、

自分なりに「非論理的である」と判断したわけです。

 

ただ、取捨選択するためには

知識が必要です。

 

私が学ぶ側なら、こんな風に自分で判断ができるようになるまでは

あまり個性的な方法ではなく

広く使われている一般的な手法を身に着けたいと思う。

 

そして、いま何を勉強しているのか、

この情報はどういう背景があるのか、

知っておきたいと思います。

 

ですから、私は皆さんにレクチャーする際、

内容に一定の基準を設けています。

 

先日もコロナ対策ビデオなるものを作りましたが

一風変わった切り口だったとしても、紹介している手法解釈は、

すべてこの範疇に収まるものです。

 

下にその基準をあげておきますね。

 

愛をこめて

IKKA虹

 

 

こんにちは、一花です。

 

今日は前回のブログ↓でご紹介したビデオ講義に

寄せられた声を一部ご紹介します。

 

2020年はマレフィックの影響の強い年です。
 
ただ、その中でも自分自身に対して影響が強くなる時期を知り、
役立てて頂きたいという思いで、レクチャーの構成を考えました。

詳細については↓こちらをご覧ください。

 

評価★★★★★大変勉強になった

初級~中級レベルを独学中の者です。いざチャートを読むとなると、アスペクトなどの個々の特徴は読めても全体像がつかめていない自覚がありました。また、どういう時にどの手法を使うのがベストかよくわからず、こちらの手法では吉、でもあちらではいまいち、結局どうしたらいいの~と、予測や決断に使えていない状態でした。もちろん最終的には複合的に見られるようになるのが目標ですが、今の私のレベルだと、いくつかの手法に絞る、目的に合った手法を選ぶなど、優先順位をつけて取捨選択しないと混乱の原因になるのが分かっていたので、この講座で一つの指標が出来てすっきりしました。
今の情勢に役立つ講座を迅速に提供してくださり、ありがとうございました。生活に変化が降りかかり、占星術に対する興味がより一層増した方が多かったのではないでしょうか。私はというとマンデンを本格的に学ぶのもありかなと意識が変化しました。ハードな状況ではありますが、占星術的に視ると非常に良い検証の機会ですよね。占星術と共に乗り越えるぞ~。

 

評価★★★★★大変勉強になった m.w(書店員)

いつも楽しい講座をありがとうございます。
今回も、ジョンさんのピラミッド型の例え話や、例題としてたくさんの人のホロスコープ、四季図を使っての説明など、とても濃い内容でしたが、非常にわかりやすい講座でした。何回か見ることによって、より理解が深まっていくような気がしています。
また、資料も多く、2020年の四季図と日蝕・月蝕図は、自分のホロスコープと重ねて検証したいですし、天文暦のポイントにマーカーやチェックをして下さってるのも有効活用しないともったいないですね!レクチャーだけでなく【実践編】もあったのが、より「星を使いやすい」講座となっていました!

 

評価★★★★★大変勉強になった カノン(占い師)

内容がぎゅっと詰まっていて、とても勉強になりました。これまでいくつか講座を受けて、たくさんの本を読んできましたが、こんな風にいま何を勉強しているのか説明してもらったのは初めてです! 日本の占星術本では読んだことがない内容も入っていたり、しっかりした解説やたくさんの参考資料もあって満足の内容でした。久しぶりに学びたい気持ちになったので、これからもよろしくお願いします。

 

評価★★★★★大変勉強になった Y.I(占い師)

ダイアーナルとトランジットの違いはあるのか、気になりました。また教えてもらいたいです。災害を予測するにはたくさんのチェックポイントがあるのだと分かりました。
土星 冥王星 金星 海王星 月 キロン ジュノー ノード AC MCと、たくさんチェックしないといけないので自分で予測を立てれるのか、自信はないですが。
お話を聞いてると分かったような気になるのでこの勢いで自分のことくらいはチェックしてみます。

 

評価★★★★★大変勉強になった 

ハゲ頭を指摘されて、クビになった話がとても分かりやすかったです。
子供が小さいので、リアルタイムではなくビデオ視聴できたので、助かりました(^人^)

できたら、久しぶりに鑑定を受けたいです。

 

評価★★★★★大変勉強になった H.F 主婦

★マンスリーの運気の見方が分かって楽しかったです。リターンについてよくわかっていなかったのですが、今回で大枠をつかむ事ができたと思います!

★すごくわかりやすかったです!今まで講座で再三、物事が起こるまでには1段階、2段階とくる、と聞いておりましたが、例え話と図が繋がったのか、プログレス、ソーラーアークの影響力みたいなのが理解できました!
★健康についてみる時に、基準というか、公式というか...知れて良かったです。勉強する機会がなかったので!Nチャートにおいて、将来的に気を付けるべき病気、疾患の種類などもわかるなら知りたいなと興味がわきました。
★最近新しい時代が来る、土星冥王星の会合が!とかっていう事はよく目にしていましたが、だからどう?という部分が情報としてなかったので、わかってよかったです。
★チェックシートがわかりやすかったです!気を付けるべき時の見方のポイントが理解できました。ベネフィックを保つ方法もすぐ実践できそうで良かったです。
 
ビデオの中でもお話ししたように
予測を身に着けるためには修練が必要です。
しかし今回ご紹介した
・マレフィック天体のトランジット
・ルナリターン
・ダイアーナル
を知っておけば、雑ですけれど大枠の予想を立てることがきます。
 
どうぞ健やかな毎日をお過ごしください。
さまざまな制限があっても、
生活を充実させることはできるはず♪

このビデオ講座が皆さまのお役に立ちますようにふんわり風船星

 

愛をこめて虹

IKKA

   

 

こんにちは、一花です。

 

緊急事態宣言下で、ストレスがたまる毎日

みなさま健やかにお過ごしでしょうか。

 

コロナウィルスと天体配置について簡単なビデオを作りました。

 

 

 2020年、私たちは大きな転換点を向えています。

 

占星学の世界では、

山羊座の土星冥王星コンジャンクションの影響によって

社会の枠組みが根底から変わる、と言われていました。

 

 

 

しかし、ただそれだけではなく2020年という年は

過去1000年を振り返ると

ある重要な、遠い昔の大きなターニングポイントと

同じ天体配置になっています。

(ビデオをご覧ください)

 

このふたつの配置が交錯する2020年という年は

非常に特異な年であり、

マレフィックの影響がとりわけ強い年です。

 

私は普段『幸せを築くために占星学を使う』という姿勢で

レクチャーをしていますが、

今回はマレフィックを注視して、身を守る方法を

みなさんとシェアしたいと思い

 

 

ビデオ講義を作成しました。
内容はパート1からパート4に分かれており
1時間40分程度のビデオレクチャーとpdf資料です。
 

すでに配信を始めているビデオなので

お申込みいただくと、即視聴して頂くことが出来ます。

 

    ↓詳しくはこちらをクリックしてご覧ください↓

愛をこめて

IKKA虹

 

こんにちは、一花です。

 

毎日コロナ関連ニュースが多くて嫌になっちゃいますねあせる

 トイレットペーパーも除菌系商品もない…パック

 

3月10 日の満月図を見ると、

海王星と0度で重なった太陽は2ハウス、月は8ハウス

この満月(太陽と月の180度)は2-8ハウスを強調しているため

コロナウィルスに加えて、話題はさらにお金、そして持ち物のことになりそうな気配です。

 

さて前回、土星冥王星と日食/月食について

ネイタルとマンデンの視点から書きましたが

時代がダイナミックに動くときというのは

天体の動きも非常に興味深く、

 

占星学の基本的思想である

as above, so below 上のものは下のものの如く

天体配置(above)は、私たち地上の出来事(below)と

相関しているということを強く感じる時です。

 

というわけで今日は、時代が変わるタイミングについて

書いてある興味深い記事をご紹介しようと思います。

 

この記事を書いたのは、著書多数、国際的な活躍されている

イスタンブールの占星家Öner Döşer氏(翻訳&注記IKKA)。

 

歴史的な大転換であるメフメト二世による

コンスタンティノープル(イスタンブール)陥落が

占星学が深く結びついており、

最終的な攻略のタイミングは占星家によるアドバイスによるもの

だったというお話です。

 

コンスタンティノープル陥落、なんじゃそれ??
という方は、手っ取り早くこれを見てください。Netflixの『オスマン帝国』です。

 

 

攻略前の月食のシーンなど、なかなか面白いです。

ドラマの随所に専門家による歴史解説が入るのですが

シーズン1-5後半では、コロンビア大学の助教授が

『当時は王室付きの占星家がいて、勝利の兆候を読んでいた…』

という解説が入ります。

 

      『コンスタンティノープルの攻略』

一部の歴史家は、コンスタンティノープル攻略が中世を終わらせ、

1789年のフランス革命まで続いた新しい時代の幕開けとなり

イスタンブールから逃れたビザンチンの科学者が

ヨーロッパのルネサンスと改革運動に積極的な役割を果たしたと主張しています。

歴史を形づくり、重要な発展の元となった記念碑的なイベント

『コンスタンティノープル攻略』を占星学の視点で見てみましょう。

 

占星学は単なる予測ツールではありません。

「自分の過去を知らない人は決して自分の未来を知ることはできない」と、

※偉大な指導者アタチュルクが言ったように(※スルタンを廃止したトルコ共和国の初代大統領)

過去の出来事に光を当て、客観的かつ全体的な視点で未来を見ることを助けてくれます。

チャート1

 

包囲戦の開始

オスマン帝国軍は1453年4月6日にビザンチンの城壁に到着しました(チャート1)。

この日の太陽はエクザルテーションサインである牡羊座にあり、月と金星はうお座にありました。

これらはメフメト2世のネイタル(出生図・円の内側)と同じ配置です。

金星、月、水星、木星は黄経上で近接していて、征服直前の

これらの明るい天体の配置はとても意味があります。その夜から、城壁への砲撃が始まりました。

月が牡羊座に入った日、それはその後54日間続く包囲の最初の日でした。

4月9日、新月は28度の牡羊座で起きました。

この新月は、28度の天秤座で逆行していた土星と180度オポジションを形成しています。

すべての天体配置は、コンスタンティノープルの攻略には多大な努力が必要であることを示唆していました。

軍隊は多くの障害に直面し、城壁の向こう側に到達してコンスタンティノープルを征服することは困難な挑戦でした。

障害を乗り越えられるとしても、それは簡単ではなかったのです。

※激しい爆撃が4月12日に始まりました。

(※城壁を攻略するためにオスマン帝国は大砲をガンガンメラメラ使った。参考https://ja.wikipedia.org/wiki/ウルバン砲)。

 

興味深いことに、この日トランジットの木星は、戦争と征服の惑星である火星に支配されている牡羊座に入りました。

後述しますが、メフメト二世の出生図における太陽、水星、天王星はすべて牡羊座にあります。

達成と拡大の惑星である木星が牡羊座に入ることは、

これから彼が多くの勝利を手にして、権力を獲得することを示していました。


コンスタンティノープルは、4月18日、5月6日、12日、29日に行われた4つの大きな攻防戦の後に攻め落とされました。

征服のあいだ、メフメト2世は彼の出生図が示す軍事の天才ぶり

"牡羊座の太陽、水星が天才の象徴である天王星とコンジャンクション(0°)"を発揮しました。

例えば、船を陸上移動させる、などです。

多くの宰相や高官は、その天才的な考えに反対でしたが、彼は揺るぎませんでした。

 

船の陸上移動
ビザンチンおよびオスマン帝国の歴史家たちは、1453年4月21〜22日の夜に

30~70隻の船がトプハーネからカスムパシャ海岸まで、陸上輸送されたと考えています。

 

4月18日、オスマン艦隊は金角湾を攻撃したものの、敗北しました。

4月20日、さらに彼らは教皇によって派遣された三隻のジェノヴァ船に撃退されました。

この敗北はオスマン海軍の士気を低下させました。

そこで、別の計画が実行に移されました。

かつて森林で建造されたオスマン帝国の船を海上移動させるのではなく、

トプハーネから陸上輸送して、金角湾で海に放つという※計画です。

(※『オスマン艦隊の山越え』といわれているもの)

 

このイベントについては、占星学的に興味深い多くの天体配置とつながりが示されています。

4月18日の攻撃中、火星は双子座最後の度数にあり、キロンと重なっています。

キロンの傷を癒す効果が、戦争の惑星である火星とともにあったわけです。

4月19日、火星は蟹座に入りました。これは重要な海上における戦いが近いことを示しています。

 

4月20日、蟹座の火星、牡羊座の木星、天秤座の海王星がアクティヴェートされ始めます。

(火星、木星、海王星がTスクエアを形成している)

そして20日の午後には月が天秤座に入るため、このTスクエアのトリガーとなります。

この時、水星と金星も、戦いをもたらす牡羊座にあります。

金星は木星の近くにあるため、このTスクエアに含まれるでしょう(オーブ5度)。

これらすべての天体配置は、オスマン帝国とジェノヴァ船の間の戦いが厳しいものであったことを示しています。

この月は、天秤座を通過してゆくと、最後のアスペクトが土星とコンジャンクションになります。

しかしその手前、4月21日の夕方には戦術のシンボルである水星とオポジションを形成します。

おそらくその夜、オスマン帝国皇帝は陸から船を運ぶことを決めたのでしょう。

そして、この非凡な計画によって敵に衝撃を与えたのです(水星と天王星は牡羊座)。

計画は4月22日の夜に実行されました。

月明かりも、その夜の計画を実行するのに役立ったはずです(満月の直前)。

そして4月23日、さそり座の12度の満月はオスマン帝国の衝撃的な計画を明らかにしました。

 

月食:征服のシグナル

この征服の物語を描く映画『Fitih1453年』では、コンスタンティノープルの人々は、

都市が包囲されていたときに起こった月食を見て、征服を予見します。

(Netflixの『オスマン帝国』にも月食のシーンが出てくる)

 

月食と日食は重要な占星術のイベントです。

それらは急速かつ劇的な変化を意味します。古代の人々はその影響を認識していました。

イスタンブール攻略のほんの数日前のこと。その月食が進行するあいだ、

月は東の地平線にあり、太陽は西の地平線にあらわれました(注記=沈む太陽)。

サウスノード(テイル)と重なる太陽の位置は、ビザンチン皇帝コンスタンティンの降伏を告げています。

サウスノードは宿命的な影響と衰退を示すからです。

チャート2

 

日食は射手座にあり、文化的および宗教的テーマが変化しつつあり、

その出来事が国際的に重要な影響を及ぼすことを示していました。

射手座は拡大と新しい地平線を表しています。

イスタンブールの征服を契機に、オスマン帝国はバルカン半島で急速に拡大しました。

征服後、オスマン帝国はイスラム世界で最も繁栄した国となり、世界の政治に影響を与え始めました。
射手座は文化や宗教的テーマを支配するだけでなく、これらに対する賢明な態度も含みます。

征服後、市内の人々は、彼らの信仰と宗教が自由であると知らされました。

そしてイスタンブールは1453年にメフメット2世によって征服されて以来、

さまざまな信仰や文化の人々が調和して生活し、その歴史的および文化的構造を保持しながら、

寛容の中心地であり続けています。

 

征服のチャート
ドゥカス著『ビザンチンの歴史』(“Byzantine History” by Dukas)には、

メフメト2世が最後の攻撃の時間について占星術師に相談したと書かれています。

ドゥカスはの本には「メフメト2世は占星術師によって助言されたタイミングが来る前に攻撃したがらなかった」と記述されています。

またこの情報は、Taci-Zade Cafer Celebiによって書かれた『Mahrûse-iİstanbulFetihnâmesi』という本にも存在します。

歴史家で言語学者のİsmail Hami Danismentの情報によると、

イスタンブールへの攻撃は攻撃は5月29日の午前1時から午前2時11:00から午前02:00に始まり、

午前7時から午前8時の間に征服が完了しました。

 

当時、蟹座の火星と天王星は東の地平線上に、勝利の惑星である木星はMCにそれぞれコンジャンクションしていました。

以下は1453年5月29日07:00で作成したチャート3です。

チャート3

 

調査によると、メフメット2世は1453年5月29日午後、

戦いの粉塵が収まった後に200人のボディーガードを連れてイスタンブールに入りました。 

その正確な時間はわかりませんが、少なくともわかっているのは、彼は市街地を見て、

重要な場所を調査するために街の中に入ったということです。

そして蛇の柱(スルタン・メフメト広場にある青銅の柱)を通過してアヤソフィアに到着しました。 

それから馬を降りてひれ伏し、アッラーに祈って教会に入りました。

 彼は人々に怖がらず安全に家に戻るように言い、人々が教会を出たのは15:00頃だったようです。

ですからメフメト2世は午後2時から3時頃に街に入ったにはずです。

下図14:30にキャストされたチャートでは、太陽とノースノードがが9ハウスでコンジャンクションしており、これはコンスタンティヌス帝の降伏を意味します。

 

チャート4

 

 MCには獅子座の火星と天王星のコンジャンクションが重なっており、

これは後に征服者(火星)と呼ばれ、新たな時代をスタートさせ(天王星)、権力を得た(冥王星)メフメト2世を象徴しています。

 

攻略時のチャートを見ると、征服の象徴である火星は、

困難を象徴する天体・土星のスクエアから離れて、天王星とのコンジャンクションに向かっています。

土星火星のスクエアが完成されたことは、城壁は破られ、街が征服されたことを象徴します。

火星天王星の接近は、コンスタンティノープルの征服後にキリスト教世界が感じる衝撃を示しているのでしょう。

この征服後にヨーロッパに行った科学者たちは中世を終わらせ、新たな時代のはじまりに繋がったルネッサンスを起こしたと言われています。

一方、これに同意しない歴史家もいて、1444年の印刷革命や1492年のアメリカ大陸の発見によって始まったという意見もあります。

とはいえ、イスタンブールの攻略は、トルコ史にとって最も重要な出来事のひとつであり、トルコの歴史にとって新しい時代の始まりでした。

 

そして軍事の天才であるメフメト二世は、実に見事でした。

蟹座の火星天王星の組み合わせは、それを美しく象徴しています。

火星は戦争と艦隊、天王星はクリエイティヴな思考プロセス、発明と驚くような努力を支配し、蟹座は海と関係しているからです。

 

宿命のイベント

征服時のチャートを見ると、太陽は双子座16度にあり、サウスノードと一部コンジャンクションしています。

これは占星学的に意味深く、メフメト2世がイスタンブールを征服するように運命づけられており、

それがまさにその時であったことを星が示していたと思います。

サウスノードは宿命的な過去の出来事を表し、太陽は偉大な王、皇帝、将軍のシンボルです。

ですから、この組み合わせは、宿命的な計画が進行中であったことを示しているのでしょう。

ビザンチン帝国の崩壊、そしてオスマン帝国の台頭。 

 

彼の出生図において、太陽、水星、天王星はすべて牡羊座にあり、

イスタンブール攻略の日には勝利と達成の惑星である木星が牡羊座に入っていました。

またトランジットの冥王星は、メフメト2世の獅子座のサウスノードに重なっており、

この宿命の日に彼が力を得ることを示していました。

興味深いことに、攻略の日の天体配置は、

メフメトIIの出生図にビッタリと合っていたというわけです。

むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符

 

さて、どうでしたか?

占星学は未来を予測するだけではなく、ときに過去を紐解いて

いつの時代も、人間が人間らしく物語を紡いでたいことをリアルに感じさせてくれます。

占星学って、本当に面白いのですね。

 

またこういう大きな歴史的ストーリーを記事にまとめるのは大変。

通常、レクチャーで説明すると時間かかるような内容を

削ってコンパクトにまとめれば、難しくなりがちですが

Öner Döşer氏の記事は、物事の推移がドラマチックに伝わってきます。

https://www.onerdoser.com/

(Öner Döşer氏の了解を得て、若干の解説を加え、

表現がやや難しいところは少しだけ省いています)

 

愛をこめて

IKKA虹

 

 

こんにちは、一花です。

 

もう3月!

前回ブログを書いてから2か月以上過ぎてしまいました。

仕事と遊びに熱中している間に、光速で過ぎちゃいました音譜

 

さて昨年の終わりに、冬至図の厳しい配置と日食について書きましたが

年末を境に世の中のムードは緊張状態に入り

アメリカとイランの問題、新型肺炎の蔓延など次から次に起き、

世のムードはとても厳しくなったように感じます。

連日、コロナウィルスの患者数や、対応に対する不満や批判、

経済へ影響が報道されています。

 

星の様相から、経済に対する懸念があることは

このブログにも少し書いたし、

お金を動かしている方々には伝えていたので

先行き不透明になる前に、首尾よく事を運ばせた等の

フィードバックを頂いています。

 

ちょっと思い出してもらいたいんだけど

12月上旬は、世の中が物々しくしかったでしょう?

 

こんな風に、天体の影響が変わると

まるで天気が変わるかのように物事が動く。

 

だからこそ

予測を用いて、自分や家族、また持ち物を守ったり

状況を良い方向にハンドリングすることができれば

心強いし、嬉しいですよね。

 

トリプルグレートコンジャンクション?

しかし占星学を知らない一般の方は

インターネットの記事やYOUTUBEの発信を

どんな風に受け止めて良いか、わからないこともある様子。

 

実は昨年から『トリプルグレートコンジャンクション』という言葉が

ひとり歩きしているようで

(注・私はトリプルグレートコンジャンクションと言う言葉は使っていません)

2020年は、頑張れは最高の運になると聞きました・・・

地サインが優勢だからお金が儲かると聞きました・・・

ステイタスが上がるそうなので起業しようと思います

と↑ポジティヴ系の解釈した質問から、

 

大変革期だそうですが、私、大丈夫ですか?

と↑ネガティヴ系の解釈まで

多くの質問を受けました。

 

これ、実は私のことだけでなく

昨年の占術協会総会の時にも話題に出たことなのですが

ネット上の情報は正しいことから間違ったことまで玉石混合なので

どこかで聞いたことを、これって本当ですか? と

確認に来るお客さんがとても多いのだそうです。

 

占星術に興味を持つ方が増えていているのは嬉しいことだけど、

一般の方が考える『占い』というものより、実際は遥かに複雑なので

ソレとコレがどう結びつくのか?

たとえば『地サインに天体が集結して、金融破綻が起きるかもしれない』ということと

『自分の転職運』がどう結びつくのか、なんとなく分かるようで

分からないということが多いようです。

 

↑こういう場合。

通常、ネイタルとマンデンの情報がごっちゃになっているのね。

 

というわけで改めて情報を整理するためにも

今日は猛威を振るっている汗土星冥王星の影響について、

マンデンとネイタルを区別して、説明したいと思います。

 

ネイタルとマンデン

 まず最初にマンデンとネイタルの説明から。

 

占星学における予測にはネイタルとマンデンという

ふたつのアプローチがあります。

 

出図の天体配置である出生ホロスコープをベースに

プログレスやトランジットといった天体配置を重ね合わせて

将来の発展性などを占うのがネイタル(出生のという意味)占星術。

 

に対して、国や地域の世相を占う分野を

マンデン(=Mundane Astrology)といい

基本的に、地球規模で起きる天体現象(phenomena)

たとえば日食や月食、月の位相、彗星や恒星、

グレートコンジャンクションやイングレスのような天体の動きから占うのだけど

中でも重視されるのは太陽のイングレス、春分図に代表される四季図です。

また始原図と呼ばれる、国が生まれた時(建国の瞬間)のチャートも使うので

個人ではなく、その国や地域を占うことをまとめてマンデンと呼ぶのね。

 

マンデンにおいての天体配置は、世の中のムード、世相や時代を形作り

私たち全体に影響する。

 

私たちは社会に生きる個人ですから、収入、仕事の選択

ライフスタイルや治安など、社会の情勢に左右されることが多いため

社会の動きやトレンドを知っておくことは大切。

 

天体配置が厳しくなる=世相が厳しくなると、

(たとえば戦争などを思い浮かべて頂くとわかるように)

心身ともにさまざまなことに巻き込まれてゆきがち。

 

とはいえ、占星学では

その天体配置が、具体的に個人にどう作用するかを

読むのはネイタルです。

 

今日のように、土星冥王星コンジャンクションを中心とした

強い天体配置下にあり、世の様相が不安定だったとしても

このトランジット土星冥王星が各個人にどう影響するかは違う。

 

具体的に挙げてみますね。

 

土星冥王星がネイタルに与える影響

 

まず最高まじかるクラウンのケース。

今年のアカデミー賞で主演女優賞を手にしたレニー・ゼルウィガー

 

約20年前には『ブリジットジョーンズの日記』などヒット作もあったけれど

ここ10年ほどスクリーン上で見ることもほとんどなく、

老け込んだ?!と言われていたにも関わらず

映画『ジュディ 虹の彼方に』で突然の受賞。

 

レニーのチャートを見てみましょう。

もともと10ハウス(社会的地位)ルーラーの水星nに対して

冥王星n木星nと120度トラインを形成しており、成功運があります。

このトラインに対してトランジット土星t冥王星tがグランドトラインを形成。

 

もともと1ハウスに冥王星があるレニー。

 

トランジットの冥王星もグランドトラインを形成したことで

努力によって(土星)、見事な復活(冥王星)を遂げました。

 

対して、世界中から総スカン?状態になっているメガン妃傘

 

以前このブログでも、メガン妃とハリー王子の挙式日が練りに練られており

ハリー王子をプロテクトするような、良い配置を選んでいることを書きました。

・・・が

 

なんでそこまでイレクション(時期選定)したのか、

今となっては良く分かる推移ですよね。

 

今年1月8日、王室の主要メンバーから離脱すると発表した時、

土星t冥王星tは、山羊座24度のディセンダント(DES)とピッタリ重なっています。

DESは7ハウス(対人関係)のカスプ(境界線)。

 

しかも、ただのトランジット土星冥王星というのではなく、

直後の11日は月食、13日は土星冥王星が正確に会合する日だったため

その威力はとりわけ強かった、というわけです。

 

(この発表の瞬間は、またしてもハリー王子のために

選ばれたタイミングのようですが)

 

おそらく占星学の初学者でも

DESに威力の強い土星t冥王星tがかかるときに大事を起こせば、

対人関係にどのような影響が出るか分かるはずで

メガン妃はサイキックのアドバイスは聞いても、

占星家のアドバイザーはいないのかも知れません

 

以上がネイタルです。

 

対してマンデン。

 

土星冥王星とマンデン

 

マンデンは個人を読むものではないため

サイン(星座)、ハウス、天体が象徴する事柄も少し変わります。

でも、基本は同じ。

 

たとえばネイタルの7ハウスは対人関係だけれども

マンデンででは外交といった風に。

 

同じく土星冥王星コンジャンクションを中心とした配置を

今度はマンデンで読んでゆくと、これは“世の中の動き”ですから

以下のようになります。

 

まず、新型肺炎発生(12月に最初の患者が報告されている)

付近からの天体配置を少し整理してみると…

 

・1月13日1:58山羊座22度で 

土星冥王星のコンジャンクション

これは珍しい現象で過去を振り返ると、

冥王星が発見されて以降、起きたのは2回のみ。

1947年8月11日 10:20:25獅子13度 

1982年11月8日天秤 9:42 天秤座27度 

つまり、今回は3回目となる現象。

 

・47、82年、過去二回は日食/月食が起きていない。

しかし今回はこの土星冥王星コンジャンクションに絡んで

日食月食が起きている(2019年12月26日、2020年1月11日)。

加えて過去2回は同じサイン内にアウタープラネット(木星以遠の天体)が

入っていたことはないが、今回は木星が山羊座内に入っており

年末には木星土星のコンジャンクションを形成する。

しかもこの木星(広げる)は火星(エネルギッシュに)とともに

土星冥王星とパラレルを形成してゆくからさらに影響が強く

極めて山羊座が強調されている。

 

・2019年12/26の日食において日食帯が

端は中東としてアジア一帯にかかることから、

影響が顕著にあらわれるのは中東、中心はアジア。

 

・冥王星は抜本的変化をもたらし

また2020年12月に起きる木星土星の合は

ひとつのサイクルが始まるタイミングでもある。

現在、地サインに天体が集中していることなども合わせて考えると

経済的な再構成、社会構造の深部変化が起きつつ

水瓶座で起きる木星土星の合(グレートコンジャンクション)の流れに向かってゆく。

 

2020年は火星と金星の逆行年にあたるため、物事に動きがある。

とくに年の後半、火星が半年ちかく牡羊座に留まり

山羊座の木星、土星、冥王星とスクエアを形成するため

トリガーとしての働きが活発になる。

 

四季図や月の位相図の情報をさえ入れていないのに

まだまだあるため省略しますが、ここまでの情報でも

アジアを中心に社会、経済の揺らぎがあるということ

おそらくそれは大きいだろうということは予測できますね。

 

中国の始原図

さて、ここでチェックしたいのは中国のチャートです。

上記したように、日食の影響を広範囲で受けているし

アジア圏の経済の中心だからね。

 

 

中国の始原図と昨年末の日食時で4重円を作成すると

海王星pはぴったりとテイルと重なり

月n(国民)に対して天王星tはスクエア、

この月はまた6ハウス(保健、公衆衛生)のルーラーでもある。

ソーラーアークの土星はMCと重なり、

土星は12ハウス(病院、刑務所などの公共施設、見えない事柄)のルーラーです。

 

トランジット海王星tは2ハウスに入るところなので

経済に影響を与えることも表示されている。

 

さらに2020年の春分図を武漢で作成すると、

MC上に海王星がぴったりと重なります。

 

首都北京で作成した春分図は、ハウスが若干ずれるものの

どちらにしろ8ハウスに土星冥王星がくるため

これも経済的なダメージを示唆しているでしょう。

(8ハウス×冥王星で実際の死者を示唆しているという解釈もできる)

 

これは2020年の春分図なので

この影響は、このまま続くと解釈できる。

 

とはいえ始原図における太陽pは冥王星tとトラインなので

冥王星という極端な状況に陥っても、最終的には乗り切って

底力を出してくる、と読めるし、

 

冥王星は権力のシンボルだから、

なかなか腕力のある乗り切り方でしょう。

 

春が転換点、日本のこれから

対して日本。

直近の天体配置を見ると、火星は、現在山羊座11度にあって

これから冥王星土星に向かってゆくこところです

 

2/24の新月図を見るとICに海王星。

この海王星は木星とタイトなセクスタイルを形成しています。

 

木星は拡張効果がもたらすため、

この期間は天体配置からみると『拡張』しやすい傾向があります。

 

何が拡張するのでしょうか?

 

海王星はウィルスの象徴であり、不安の象徴でもあります。

いま多くの人が半ばパニックになりトイレットペーパーを買っていますが

デマやパニックに注意をしなければならない時です。

 

ではコロナウィルスは広がるのでしょうか?

 

ここで改めて象徴天体を考えてみると、見えないものとしてのウィルスの象徴は、

ふつうに考えれば日常的なウィルスや雑菌は海王星、

ペスト菌やエボラウィルスのようにエクストリームなものは冥王星と

考えて良いかと思います。

 

新月図ICの海王星は不安の広がりを示唆し

冬至図において冥王星がMCとオーブほぼ1度なので

終息に向かうような天体配置はない、と読めます。

 

春分は3月20日、次の新月は3月24日に牡羊座4度で起きます。

 

それまで間、現在山羊座11度の火星は進んでゆき

海王星とのセクスタイルを形成、

木星とコンジャンクション、3月23日には冥王星とコンジャクションします。

 

火星というのは、つねに物事を煽るので

この月21~24日の時点で、どの程度の状況になっているかが

ひとつのポイントでしょう。指標と言うか。

 

天体配置から見れば、3/22には土星は水瓶に移動、

3/31には火星も同じく水瓶に移動します。

 

ゴールデンウィーク前には

天体の影響はいったん弱まりそう。

 

5/13~金星の逆行

とはいえ今年は金星の逆行年で、5月13日から逆行が起きる。

これは双子座21度で起き、双子サインは人体で言えば呼吸器を司り

魚サインの海王星とスクエアになるので、良い配置ではありません。

 

ですから3月下旬の時点でどこまで感染の広がりを抑えられるのか。

 

これは個人的な病気として考えるとイメージしやすくて

プログレスやトランジットの状態から健康状態が悪化しそうだと予測した場合、

その人が気をつけていてダメージが小さく収まった場合と

深刻な病気にかかってしまった場合は、予後が変わりますよね。

 

大きなダメージを受けた状態では、そこからリカバリーしてゆくのに時間がかかります。

 

また、あまり大きなダメージだと身体は疲弊状態になっているので

次のダメージを受けた時、たとえば軽い風邪をひくといったことで

熱が出て悪化したりと予後が悪い。

 

だから星回りの悪い時に、大きな谷をつくらないことが大切だと考える。

 

同じように、この3月後半でどの程度の状況になっているかが、

5月13日からの金星逆行の影響に関わりそうです。

 

逆行というのは、天体の動きが遅くなる。

(実際に天体の動きが遅くなるわけじゃなくて

地球から見ての動きが遅いということを指しているのだけど)

要は電車が止まって逆の動きをすると考えればわかりやすいけど

方向転換するとき、順行、留、逆行という動きは

そこに留まる時間が、普段より長い。

 

ですから、この5月に起きる逆行金星と海王星のスクエアは

オーブ1°でスクエアを形成する期間が3週間以上、5月下旬まで続きます。

順行していれば1週間もかからないのにね。

 

つまり5月から6月中旬にかけてが、次のポイント。

 

29度の土星が示すもの

2020年の春分図を見ると、オリンピック開催年であるにも関わらず

7ハウス(外交)のはじまりであるDES上には、土星冥王星。

 

おもてなしする気が満々なのに

なぜ29度(涙の度数)の土星(制限、ルール)が

Desにピッタリと重なっているのか?

 

ふつうに解釈すればこの配置は『外交関係の悪化』なのですが

土星という制限がオリンピックと関わらないことを願うばかりです。

 

そして2020年の冬至図を見るとMC上に火星が重なり

この火星は6ハウス(保健、防衛)の冥王星とスクエアを形成

DES上には土星が重なっているためマレフィックの影響が強く

残念ながら、しばらく安穏としたムードではなさそうです。

 

土星冥王星、崩壊と再生

 

振り返るとずいぶん前から、この山羊座に集結した天体については話題になっており

社会構造の崩壊、金融破綻など、さまざまな予測が飛び交っていました。

 

私自身も、経済がながらく停滞している日本、地震大国に生きる性か、

シンボルを解釈する際に、地震や経済破綻と結び付けて考えてしまいます。

 

しかし。

改めて、私たちの生活や経済を崩壊させるトリガーとなることは何なのか?

歴史を振り返ると、それは疫病ですよね。

 

日本に地震が多いように、各国にはそれぞれ傾向というものがある。

中国はSARS、MARSと頻繁にウィルス関連の問題を起こしており

ウィルス危険国してはアフリカは互角となっていますが、

アフリカと違う点は、世界経済の中心は中国にシフトしつつあるという点で

いかに中国のチャートを読むことが大切なのかを痛感しました。

 

Roy Gillettさんの言葉

アリババの創業者、馬雲さんが日本への恩返しとして

マスク100万枚を寄付してくれたニュースを読みました。

 

お互いに困ったら助ける。

 

心温まるニュースです。

 

そこで、ふと

昨年末、世界経済の不安定要素について書いた際に紹介した

Roy Gillettさんの言葉を思い出しました。

 

あらためて、ここに紹介します。

=====================

もちろん、山羊座、そして地サインに天体が集まってきて、

この状況は2020年の終わりまで続くので、

あなたが示すような※多くのトリガーチャートが生まれることでしょう。

(※私が示したのは2019年秋分と冬至および2020年の春分図。

破綻のトリガーとなる出来事を示唆するチャートがたくさんあるということ)

 

世界経済は現実との根本的な対立に直面しています。

私たちはお金を刷り続け、負債を増やしながらも、ますます消費するのでしょうか。

 

それとも欲望というものを超えて、仕事を減らし、生産を減らして、

協調に基づいた互恵的な制度を発明するのでしょうか?

 

私たちは他者を非難し、戦い続けるのでしょうか?

 

それとも私たちを隔てるものを越えて、お互いを思いやり、

地球に優しくできるのでしょうか?

 

こういう時、つまり意見が二極化して、

良からぬ人々が権力を得るために私たちの分断を望む時は、

自分たちの固定された立場から離れてみることが重要です。

 

ただし例外として、思いやりだけは忘れてはいけません。

「自分がされたら嫌なことを、他人にしないこと」です。

=====================

さすが占星学会の重鎮。

知恵に満ちた言葉ですよね。

 

ネイタルによって、土星冥王星からの影響は変わりますが

世のムードはしばらく厳しそうです。

 

この厳しい状況をどう乗り切ってゆくか。

 

厳しい時こそ、自分の立場を超えて

思いやりを持つことを忘れないようにハートということなんですね。

 

長い記事におつきあい頂き、ありがとうございました。

 

愛をこめて

IKKA虹