懐かしの笑い | IKKANのオフィシャルブログ「IKKANのKAIJIN MANIA」Powered by Ameba

懐かしの笑い

01b327c8.JPGさて、IKKANプロデュースの稽古!



かなり順調にいろんなネタが盛り上がってます。



遠廻し艶藝團のチームは、遠廻し之介リーダーに聴いたところ、「もう100%仕上がってます」とのこと。



俺が昔、怪人社として1回しかライブでやってないネタがあって、それが実は昔の相方と作った最後のネタで、お蔵入りさせていたんだけど、それがお目見えします。いやこれが面白い。稽古場でまあ受けてますね。

見せるのが楽しみ。好きなネタだったんだけど、生演奏でやったネタだから、やる機会を失っていたんだよね。でも、生演奏部分を無しにして、新たに演出を変えてライブ用になおしたら、ああこれ他のライブでも持って行きたい!そんなネタになりました。楽しみ。

怪人社の古いファンでも、誰も見たこと無いネタじゃないかな。

昔、「いしだちゃん祭り」ってライブで1回しかやらなかったから。



あー懐かしいな!いしだちゃん祭り。@四谷



お笑いをやり始めた頃に、ずーーっとレギュラーで出ていたライブ。

元気かなー、主催のいしだちゃん。



確か、俺が初めて出たときは
ラーメンズも初参加だったよなー。



面白かったなーラーメンズ。
片桐くんがマニアなので、ガンダムネタとかもあったなあ。



あの頃は、ボキャ天ブームだったから
俺らみたいな芸人や、ラーメンズみたいな渋いネタの芸人は、
微妙な人気で(笑)
女の子ウケよりも、男ウケが良かった(笑)



オンバトが始まる前に
俺なんかは、鳥肌実って演説系の芸人をプロデュースして
新しい笑いを開拓しようとしていて、ま、そこそこ人気が出始めて



あのアイドル芸人ブームを
なんとか打破したくて
でも自分のファンは、そういうファンばかりで
お客さんの笑いの価値観を変えたいなーって
模索してた。



アイドル・ボキャ天のようなタレント笑い上等!って感じで。
ネタで笑え!とね。

あの頃はね。



ラーメンズなんか面白いのに、
タレントっぽさはないし、そういうリアクション芸とか出来ないし、
でもこんなに面白いのに、なんで評価されないんだろう。

って



それこそ
いしだちゃん祭りのあとに
シアターDの支配人の矢野Jr.と、
片桐仁君とで飲んでいて、



俺が芝居畑だから



「ラーメンズさあ、単独ライブやろうよ!だってさー、ラーメンズのネタって、アイドル芸人の合間に一本だけ見たって、良さが伝わらないじゃん!ナイロン100℃(演劇)も1万人動員して居る(当時)んだから、ラーメンズだって、そうやって客増やせば、テレビに出なくても生活していけるよ!自分から足で出かけて全国区になればいいじゃん。ラーメンズは、テレビバラエティー向いてないんだから。」



って俺が語ったのね。



そしたら、当然そこにいた矢野Jr.だってラーメンズのファンだし、そのとき、誰だったかなー、ラーメンズが超好きな顔見知りの女の子が居て、仁君に「やろうやろう!」ってなったのよ。



まあでもネタは小林賢太郎くんが書いているわけで、
仁君にはそんな権限はなく(笑)



仁君「まあでも、賢太郎は〆切とか作ったら、絶対出来るから」



って話になって
じゃあ!シアターDでやろうぜ!

って話になって、



その飲み会から三ヶ月後。



ラーメンズ第一回単独本公演

「箱式」

が開催されたのです。

3ステ。



しみじみ
楽しいライブだったなあ。
賢太郎くんは天才ですな。

しゃれたライブになって、
格好良かった。

セットは箱だけ。
箱を利用して。

賢太郎くん、テレビの美術のバイトだったんだよね、確か。
多摩美出身だし、
センス良かった。



今のシアターDの看板も賢太郎くんデザインだし、
今のシアターDの劇場のデザインも賢太郎くんじゃなかったかな?

Good Designなんとかって名前で。



あ、そうだ
昔は田辺エージェンシーだったね。ラーメンズ。



懐かしいなあ。

最近のラーメンズは見てないけど
ラーメンズ大好き。



あ、
流行ってからのラーメンズは見て無くて
オンバト初期までね。



それからはみんな忙しくなって
見られなくなった芸人が多いなあ。







俺のお笑いの歴史はというと、



●お笑いを始める前、ただの演劇青年だった頃(ボキャ天に芸人が出る前)●

★BOOMER (河田さんと伊勢さんが入ってたLIVEBEERって劇団のファンだったので。でもBOOMERが居なかったらお笑いライブは見に行かなかった。)

★爆笑問題 (テレビに出る前の爆笑問題はラママで最高だった。尾崎豊の漫才で涙が出た、あと、キリングセンスさんとの合同コントが面白かった)

★プリンプリン (テンポの速い芸が好きだったので、BOOMERと共に好きだった)

★×-GUN (ボキャ天が始まる前、あの頃は最高の存在感だった)

★楠美津香 (天才的ピン芸)



●お笑いを始めた頃(始めてから以降)に、一緒にライブに出ていた中でも尊敬した芸人●

★アンタッチャブル (何度も涙流して笑った。柴田さんのツッコミは天才だと思った)

★ラーメンズ (うまい!というネタはこれ。男にしかわからんようなマニアックなネタが多くて、好きだった)

★シャカ (キャラクター芸とはコレだ!と、異様な芸風ですごかった)

★バカリズム (笑わないんだけど、面白い!という天才肌の笑い)

★劇団ひとり (川島くんの演技力は脱帽、スープレックスの頃よりもピンになってからの方が好き)

★長井秀和 (テレビに出始めてからはやらないけどキ●ガイ電波芸が好きだった。テレビに出る日が来るとは…)

★キングオブコメディ (一番最近になって、大好きになった芸人。悔やまれる、ああ、悔やまれる。)

★鳥肌実 (惚れ抜いてプロデュースを始めただけあって最高に面白かった。お客さんに見せないプライベートの鳥肌さんが魅力的で、毎日笑ってた。本人にその自覚は無いと思われる。)



この8組が出るライブがあったら、
なにを置いてでも見に行きたい。