教科書でおなじみの富岡製糸場、世界遺産登録に向けてもう少しとなりました。


赤煉瓦の建物や、中の工場の様子の絵は誰もが見たと思います。


私も、7年くらい前からこの活動を知っていましたが、報道をみてびっくりでした


明治政府主導の官製工場です。機械を輸入して、そこで作ったものを輸出する。富岡製糸場は、当時の殖産興業政策の中枢と位置づけられていたのでしょう。その後、世界シェア80%ほどまで伸びた日本の生糸産業だ。


昨日テレビでも報道されていましたが、いまや人気の観光スポットになっているようですね。そういえば、昨年軽井沢に高速バスで行ったとき、富岡BSで降りた外国人観光客がいました。製糸場に行ったのかもしれませんね。暫定リストに載っていた時点で早めに(空いているからかな)観光していたのかも・・・・。


詳細はこちらをどうぞ

富岡製糸場HP(外部リンク)



最近、関東地方で世界遺産登録が増えています。平泉・小笠原・富士山、そして富岡製糸場、(日光東照宮はもちろん)、首都東京周辺に世界遺産が多くなると、いったいどんなことが起こるのでしょうか。


当然世界遺産に登録されれば、登録された対象物を維持管理しないといけませんから、それ相応の費用も必要になります。

海外からの観光客が増えれば、経済が潤う、雇用が生まれる、多様な恩恵を受けますが、それを継続・向上するためには、観光客をもてなすことができるような状態、状況を作り出さないといけません。治安の問題もあるでしょう。


その他、細かいところを上げるときりがないのですが、

こういった世界遺産登録対するメリットと課題をしっかりと考えておきたいですね。