(撮影 hirorin 長野県安曇野市有明神社の近く)
公立中高一貫校の指導をしていると、いろいろな知識や知識と知識を連結する力が指導者に求められます。工業・地理・水産業・運輸・経済・現代社会・世界遺産・地域のこと・中2から中3くらいの代数・幾何・化学反応・生物・地学・物理・故事成語・古典・・・・・・なんでもござれです
自分自身、これまでいろんなことをしてきましたのでその一例をご紹介すると
学習塾・調理・ガソリンスタンド・ホテル・イベントホール・ビルの解体・引っ越し・内装工事・・・
これまでしてきた趣味は、
車、写真、鉄道、自衛隊、旅行、釣り、野球、ゴルフ、スキー、競馬、競艇、競輪、麻雀・・・最近も増殖中(笑)
これでも一部です。
ですが、こと農業のことに関して自分にとって知識がない・・・、絶滅危惧種の授業をしたときに、そういえば、天然のキャベツとか、大根てみたことある?ないよねー、森の中に突如八百屋で売っているようなキャベツが出てきたらびっくりだねー。て話すくらいですし、
10年ほど前までは、何が春野菜で何が冬野菜なのかもよく知りませんでしたし、
なぜなら、スーパーで年中トマトは売っているし、ハウスのおかげで1年中食べたい野菜が売ってましたから・・・。
そんな中
昨年、友人がやっているのをみて、ならばと参戦してきました。
長野県安曇野市にある養生園さん
ここのワークショップに昨年2013年に4回参加させていただきました。
毎回、刺激と驚きの日々
自然農とは完全無肥料・無耕作、自然の力だけで野菜を作る農法
全国でもまだ数パーセントしか実施例はないそうです。
はじめはどんなものかと思っていましたが、畑をみたときびっくりしました。
ふかふかの土ではなく、荒地のような固い土にたくましく野菜が育っているではありませんか!
コンパニオンプランツ
自然ビオトープなどなど
野菜や虫や微生物がもつ特徴を最大限に生かして、立派な野菜が育てられていました。
そうそう、小松菜はなまで食べても苦みがなかったですね。びっくりでした。
害虫や病気などの対策も自然の力だけを利用した栽培方法、自分にとってはよい経験でした。
中高一貫の問題にも、自給率や安全な食べ物などというテーマでよく農業については出てきます。
子供たちにはここまでのことはほとんどは伝えませんが、農業とはいったいなんなのかを知ることで自分の指導力が向上すること、また一個人として自然に生かされているんだということを学ばさせていただきました。
詳細は、時々載せていきますね。