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Performerいっかだいちのブログ

マジシャン、ジャグラー、ダンサー、催眠術師、占い師、バーテンダーであり、薬剤師です

数週間前から髪を切るつもりでいるんですが、中々機会に恵まれず……。流石にそろそろ切らなきゃマズいです。

昔の髪の長かった時代のようになっております。昔はもっと長かったけどw


夏だし、ツーブロックにでもするかなぁ。でも短いのって全然似合わないんだよね、俺(´・ω・`)
マジシャンというのは、とっても特殊な職種です。

マジシャンというのは、どんなマジックをやっていても、その人なりの「クセ」というものが出てきます。
例えば自分の場合、マジックに優雅さを求めるというよりも、面白さやネタっぽさを求める傾向にあります。


で、そのマジックの「こういう演じ方があるよ!」というのを、マジシャンは書籍やDVDにして、マジシャン相手に販売する事があります。つまり、殆どの場合、その「考案」に対してお金を払ってそのネタを購入するんです。

そしてマジシャンは多くの場合、他マジシャンの演技を見ると、「ああ、ここで多分こういう事をやっているんだろうなぁ」という風にアタリをつける事ができてしまうんです(できない場合も多々ありますが)。


さて何が言いたいかというと、マジシャンというのは「他人のマジックを見たら丸パクリできる」素質を持っているんです。
しかもそれがその人の中で未発表のものがあると、そのまま「自分が考案したかのように」発表する事ができてしまう。



しかし、自分たちマジシャンは、マジシャンに対して演技をする場合があります。それはきちんとした仕事の場であったり、簡単な交流会であったり。
自分はそういった場合、自分の考えに共感してもらえたり、烏滸がましくも自分の考えがマジック業界そのもののプラスになれば良いなという考えから、割と惜しみなくさらけ出すように努めています。

その根本にあるのは、「ネタをパクらないで、発表しないでくれるだろう」という、マジシャンの良心を信じての事なんです。


従って、自分のネタや道具、考えを、そのまま発表する事を容認したわけではありません。



これはどんなに「何でも教えるよー」という、とても後輩想いなマジシャンに言われても守らなければいけない常識であり、マナーです。
そこに金銭が発生するかどうかは別にして(要はブログに書くにせよ何にせよ)、きちんと相手側に話を通さなければいけないという風に考えています。

自分はそういった「これは俺の考えだから門外不出」という考えを持ってはいないのですが、この辺りの背景をきちんと理解してくれているマジシャンには、この考えを共通概念として持っていて欲しいというのが本音です。というか、それをしないと俺以外の多くのマジシャンに出会った時、確実に問題が起きます。




その事を実は今日、友人の占い師に話した所、こんな返答がきました。
「それは必ず守らなければいけない事だと思う。ただ、だいち君の場合は多くを与えすぎで、その閾値が低くなっている。要は相手が『常識を知らない』だけであって、『常識を守るつもりがない』わけではないし、そんな相手とはだいち君はそもそも友達にすらならない。相手に教えてあげるのが優しさ」



今まで、「常識を知らない」と「常識を守るつもりがない」を同列に考えてしまっていたので、この考えは中々面白いなと思います。
確かに自分の周りに、常識を守るつもりのない人間はいません。



今回、そういった内容の事が少し起きたので、ここに書かせて頂きました。
別に今回の事を責めるつもりはありませんし、どうこう言うつもりはありません。勿論、全く怒ったりとかもしてませんw

ただ、もしその本人様達がこのブログを読んだのであれば、今後そういった事をする際には、相手方に一言連絡をするというクセをつけて欲しいと思います。


それがあるかどうかで、相手から得られる信用・信頼というのは大きく変わると思います。マジックという特殊な業界での出来事ですが、だからこそ、こういった常識を守らなければいけないのではないか。そう思います。
こんばんは、帰宅なうです。



今日は六本木OSMANDに遊びに行きましたヽ(^o^)丿

そしてまさかの、マジシャン時代の上司と、そのボスに偶然お会いしました。
相席をさせて頂き、色々とお話を聞きました!

その後、大学の研究室の後輩に以前から勧められていた、俺流塩らーめん 中目黒店に行ってきました!







相当美味い!( *´艸`)

いやマジで美味しかったです!

塩ラーメンってあんまり食べた事なかったんですが、ここのはマジで美味かったです!




オススメですよー(*'ω'*)
というわけで、劇場版万能鑑定士Qの事件簿を観てきました!


もちろんパンフも買いました!



映画の感想としては、原作ファンの自分としては仕方がないと思いつつも、若干ハショり過ぎな感が否めませんでした。
ロジカルシンキングについての考察も、もう少し詳しくやって欲しかったなぁ……。

ただ、決して悪くはないです。綾瀬はるかも当初はミスキャストと思いきや、配役としては納得できるレベル。



今期はあと、晴天の霹靂と、クレヨンしんちゃんを観に行く予定\(^o^)/

晴天の霹靂はぼっち映画になる予感しかしないので、誰か一緒に観に行きましょう!w



 懐中時計が箪笥の向う側へ落ちて一人でチクタクと動いておりました。
 鼠が見つけて笑いました。
「馬鹿だなあ。誰も見る者はないのに、何だって動いているんだ」
「人の見ない時でも動いているから、いつ見られても役に立つのさ」
 と懐中時計は答えました。
「人の見ない時だけか、又は人が見ている時だけに働いているものはどちらも泥棒だよ」
 鼠は恥かしくなってコソコソと逃げて行きました。



夢野久作全集7にある、自分の大好きな一節です。
誰かが見ているから仕事をするというのは大きな誤り。仕事は、その結果が誰かの役に立つからするものです。他人からの評価というのは結果に付随するものであって、周囲から評価されないから仕事をおざなりにするというのは手段と結果を履き違えた者の思考です。

マジシャンたる者、マジシャンとして、目の前のお客様に対して最大限の努力をすべきです。
それが仮に目の前にいなくとも、例えば掃除なんかも少しでも多くの事に気を配り、誰がいつ来ても、アクター側には相手を笑顔にする義務がある。それがマジシャンの仕事内容なんですから。

手先の技術で世界を取ろうとするのも良いですし、素晴らしい事です。
ですが、その前に一つ一つの職場を大切にすべきですし、事実手先の技術で世界を取った人は、一つ一つの仕事を大切にしてきた人なんじゃないかと思います。