酒癖の話し


第二弾!


私が新卒で勤務した会社の同期の女性。


つまり40年以上前の話ですね。


自分で書いて驚きました。


思えば遠くへ来たもんだ。😱


さて、何人がお分かりいただけるかわからないけど、彼女は若かりし頃の女優の風吹ジュンさんのようなルックスで、とても大人しく、お話しするときにはちょっと上目使いで人を見るようなかわいい人でした。

大人しいが故に正式配属されたのは得意先の薄暗い地下の一室で上司と2人だけの分室。

私なら気が狂うわ。と、いうような環境で頑張っていました。


でもこの彼女が只者ではなかったのです。


ビールが大好きな彼女はピッチも早く宴会が始まるとあっという間にコップ二杯のビールを飲み干してしまいます。ビール大好きだけど弱いんでしょうね。


そこでゴングがなります!


大して親しくもない上司の隣に行って、上司の肩をがっちりとつかみ、なんなら、ガクガクと揺さぶって、

「なんで私があんな親父(その親父、斜め前に座ってるって!)と2人で地下に閉じ込められるんですか⁈

オメーがそうしたんだろう?

ふざけるんじゃねーぞ!

あんっ?この、タコ!」

なんてかわいいお目目を三角にしてしかもお目目がしっかりお座りしちゃった状態で始めてしまいます。

いくら無礼講とはいえ、ですけどね。


捕まったら最後、楽しい飲み会の筈の30分はぶっ飛んでしまいます。

周りから助け船を出しても、ちぎっては投げちぎっては投げで周りも被弾!


彼女が会社を辞めるまで、その時、その時で相手を変えて飲み会の説教部屋は続きました。

早く会場に行ってさり気なく彼女を誘導しながらなるべく遠い席を取るのですが、その日の気分でビール瓶片手に災厄はやってきます。


「おら!ずく!のめぇ!

なんだ?私の酒が飲めねーのか!?」

もう、ヤク○です。


ほぼ全員が日替わりで彼女の餌食になったでしょうね。


からみ酒っていうんですか?


でも彼女は次の日全く覚えていないのです。


ニコニコ笑いながら例の上目遣いのキュートな雰囲気で

「昨日は楽しかったね♪ずくちゃん、ちゃんと帰れた?」


お前が無事帰れたのが、私は不思議だよ!なんですけどね。


昨夜の御乱心を本人に言っても

「うそー、またそうやって、私をかつぐぅ!」


もう!背負い投げ〜!(使ってみたかっただけ🤗)


全く覚えてないんです。


そういう酔っ払いの脳みそってどうなってるんでしょうね?


あれから40年、彼女以上の酒乱は見たことがないです。


噂では、居酒屋で出会った男性と結婚したって聞いたけど、その後の消息は不明です。どうなったか知りたいです。


幸せでいてくれるといいのですがね。