珍しく母の1番下の妹である叔母から電話が合った。
残された唯一の姉である母の様子を心配してくれたかと思ったらそうじゃなかった。
先日亡くなった叔母(母のすぐ下の妹)の財産の処分についての話だった。
電話の向こうにはどうやら司法書士先生も控えているらしい。
「書類を送るから母ちゃんのふりしてヨボヨボな字で母ちゃんの名前書いてくれや。それと戸籍謄本とか送って。」
って。
えっ?代理人としてじゃ無く母ちゃんの偽筆?
それって有印私文書偽造ってやつじゃ無いの?
いや戸籍謄本なんか司法書士に取ってもらえや。ってなんの書類?
「ああ、相続放棄の書類さ。
ずくのうちは金いっぱいあるでこれ以上金はいらねーずら。」
いや、金あるや無しやでなく、亡くなった叔母ちゃんの面倒は母も私も一切みてないので、相続を主張する気は毛頭無いがさ。
なんの書類か説明しないで署名だけもらおうとするその叔母の様子に不審を抱いた。
「亡くなった叔母ちゃんの世話を全くしてないから分けてもらおうなんて思わないけどさ、一応、所有してる財産は教えてくれる?何億とか有れば分けて欲しいしさ。」
と、冗談めかして聞いた。
おばは
「ボロやとその土地50坪。普通預金、27万だわ。」
「え?それだけ?」
おば、「本当のところは300万定期があるけど、それはボロ屋の解体でなくなるわ。」
だって。
ちょろっとこの後に及んで誤魔化そうとしたその態度が欲深い。
面白いんでおばの事を羨んでいる従姉妹をけしかけてやろうかな?
「じゃ、司法書士さんから署名の必要な書類とか、用意してもらう書類とか書いたものを直接送ってもらうでね。」
「ずくはなんか欲しいものある?
りんごとか長芋とかさ。欲しいもの有れば言ってね。送るでね。」
と、愛想よく言って叔母は電話を切った。
その夜、叔母が以来した司法書士から電話があった。
私的に面白い成り行きなんで
続く、、、。

