翌朝、朝食の配膳に間に合うように病院に到着。
今日から食事が出るという。ただし、ベッドをジャッキアップすると血圧が140以上に。そうすると食事ができないらしい。何度も測るが結局、朝食はなしになった。かわいそうに。
だが本人はそれほどわかっていない様子。
この日は比較的おとなしく寝てくれるようになった。
暇なので下旬に控えているドイツ語検定のための勉強をひたすらしていた。
父が途中でやってきた。様子を見て少し安心した様だった。
また、父を先に帰し、午後2時過ぎまでいたが大分精神的にも安定してきたので父の事も心配なので早めに退出。
明朝から一般病棟に移せるとのこと。
看護師さんたちは悪態をついて大暴れした母にもあくまでも優しい。
CCUという閉鎖的な環境にいるのでせん妄が起きたのかもしれない、と。
だから一般病棟に移れば窓もあるので少し気分も変わるから大丈夫ですよ。とはげまされた。
実家に明るいうちに戻ると父がいない。
携帯も持って出なかったようで家の裏で鳴らすと家のなかから呼び出し音が聞こえている。実家のカギをもっていないので、家の裏で3時間近く、またドイツ語の勉強をして過ごす。
父は休んでいればいいのに、
母の実家に行って母の病状を説明してきたそうだ。
そしてその足で病院にいったらしい。
そういう生真面目さが父だった。




