お墓関連の話、ついずくちゃん熱く語っちゃうよ。

 

 

私の故郷ではお盆になると

 

13日午前中までにお墓に行って

ご先祖様を家に連れてくる。

玄関にはいったら、上がり框に腰を下ろして

「よいしょ」とおんぶしてきたご先祖様をおろす。

これよしへばあちゃんが元気な時は担当してた。

 

で、夕方「かんば」という白樺の樹皮を干したものをもやす。(これはずくちゃん、大好きなパートね)

この「かんば」は黒煙を上げてよく燃え、燃えカスは黒くなって形をのこす。

ご先祖様がこの「かんば」の火を目印にして、迷わずたどり着けるようにってことだそうです。

 

 

これが「かんば」
 
 

15日になったらお盆の間、飾ってあった🍆の牛と🥒の馬にソーメンをかけて、川に流す。🍆と🥒には意味があって、家に帰って来る時は早く走る🥒の馬に乗って急いで帰ってきてほしい。で、あの世に戻る時は名残惜しいので🍆の牛にのってゆっくり帰ってね。ていう説と

 乗るのは馬で🍆の牛は荷物運び専用だ。という説もあるよ。



背中にソーメンをかけるのはお土産と道中のお弁当だということです。

だから8月15日の昼ごはんは決まってソーメンなの。

 

でもねずくちゃんのお家は🍆の牛ばっかりだったよ。

多分、母ちゃんが面倒くさかったんじゃん。

 

牛を作るのはずくちゃんのお盆のお仕事だったから。

それもご丁寧にトウモロコシの毛でしっぽまでつけたよ。

牛って聞いたから角までつけてあげたこともあるよ。

一組でいいのに何頭も作ったよ。面白くてね。

まるで🍆の牛の牧場だよ。

 

(あれ?🍆の牛なのに馬のしっぽみたくなってたなあ。)

 

 

お盆が終わったらそのまま川にながしていた。今はだめだけど。

昔はスイカを食べても川に皮を流していた。

だからお盆明けは川のよどみに🍆と🥒と🍉の残骸がいっぱい。

 

余談だけど

私の小学校の同級生が手のこうにイボがずっと何年もあって悩んでいたんだけど流れ着いた🍆の牛でイボをこすったら取れたんだって。ご先祖様たちがあの世へイボをもっていってくれたんじゃん。

 

 

 

で、本当は15日にまたお墓まで行くんだけど、それは むかし、むかしの話しで先祖代々の墓がせいぜい遠くても村はずれにあるくらい、近くにお墓がある場合。

ずくちゃんの子供の頃は帰りは勝手に帰ってもらってたよ。

 

で、夕方「かんば」を玄関の前でたく。送り火だね。

 

これがずくちゃんの家のお盆のルーティーン。

 

でも、今 ふと思ったんだけど

なんでお墓まで迎えに行くのに迎え火炊くのかな。

連れてくるんだから迷わないじゃん。

 

緊急事態宣言の今、

悪いが「かんば」燃やすから

父ちゃん、おばあちゃん、

自力でなんとか家まで来てくれや。