木下大サーカスの自由席無料券を2枚いただきました。
期限は7月21日まで。
今年は7月19日から夏休みですが
19日と20日は土日祝扱いになるため
自由席でも1人2,000円の追加料金が必要です。
つまり、無料で利用できるのは夏休み最初の平日である21日だけでした。
私は昔見たことがあり、「まあまあ楽しかった」という記憶があります。
一方、妻は幼い頃に行ったことがあるものの
「暑い」
「狭い」
「早く帰りたい」
という印象しか残っておらず、正直あまり乗り気ではありませんでした。
それでも5歳と6歳の子どもたちは行きたがっていたので
「無料券もあるし、せっかくだから行ってみよう」
ということになりました。
当日の朝は予想以上にもたつき、到着した頃には開演直前。
急いで自由席の列に並びました。
あと10人ほどで入場できそう。
そう思った瞬間、係員から
「自由席は満席です」
と案内されました。
指定席ならまだ空いています。
追加料金は1人1,000円。
家族4人なら4,000円です。
その時、妻は「3人で見ておいで」と言いました。
でも、その選択は私にはできませんでした。
もともと妻は「どうしても見たい」という気持ちではありません。
無料券があったから予定を合わせた程度です。
そんな状態で、妻だけを外に残し、私と子どもだけが楽しむ。
それは今回の家族の過ごし方として違うと思いました。
しかも、周りは開演前で慌ただしく、人も多く、猛暑の中。
冷静に判断できる環境ではありません。
だから私は
「今日は帰ろう」
と決めました。
子どもたちは泣きました。
楽しみにしていたので当然です。
帰宅後は、おやつを好きなだけ並べて、おやつパーティーを開催。
気付けば泣いていたことも忘れ、兄弟で楽しそうに笑っていました。
今回、指定席を選ばなかった理由は、お金ではありません。
もし家族全員が「今日は絶対にサーカスを見たい」と思っていたなら、追加料金を払ってでも指定席を選んでいたと思います。
でも実際は違いました。
今回の計画は、「無料券があるから行こう」というところから始まったものです。
だから自由席が満席という想定外が起きた瞬間に、「追加料金を払うのか」「誰が我慢するのか」という問題になってしまいました。
無料券は、お得です。
でも、ときどき「無料だから」という理由だけで、人を動かしてしまいます。
本当に見たいものなら、最初からその価値にお金を払う覚悟で予定を立てる。
その方が、予定が少し変わっても迷わず判断できます。
今回、私が一番感じたのは、お金の話ではありません。
「無料」が目的になると、家族の予定まで無料券に決められてしまう。
それよりも、「家族みんなで楽しみたいから行く」という目的で動ける方が、きっと心にも余裕があります。
次に同じような場面があったら、「無料だから行く」ではなく、「本当に行きたいから行く」。
そんな計画を立てたいと思いました。


